4巻で本格的にスドー版シュトヘルが活躍していきます。
実を言うと私は前巻までのシュトヘルの印象が強すぎて、あまり彼には期待していませんでした。
…ところがそれは杞憂だったようです。
シュトヘルが彼女なりの人生を歩んできたように、スドーも彼なりの考えでユルールを支えようとしている。
現実世界ではどこか茫漠としていた彼が、タイムスリップしてからは別人のように生き生きと活躍している。
スドー版シュトヘルも魅力たっぷりで、ユルールとのやり取りに思わずキュンとしてしまいましたw
二人がとても可愛い。
先生の書かれるキャラクターは誰しもがしっかりと個性的で、いつも私は彼らが紙面の上を疾駆している感覚に浸っています。
ポルドゥや玉花、吉祥山や西夏の文官達までもが各々の生き様を完遂するかの如く何かと戦い続ける。
どんなに綺麗事を吐こうが、どんなに汚い事をしようが、どの人物も嫌いになれない魅力を持っています。
ユルールの使命と、それを支えるスドー。
西夏人としての誇りを守りきった吉祥山と玉花。
悲痛な局面に立たされたハラバルと、彼を利用しようとするヴェロニカ。
物語はさらに激しさを増していきそうで、次巻もすでに待ち遠しいです!
余談ですが、巻末のスドーの夢にはすごく癒されましたw
天国でみんなが仲良くやっていて、こちらも安心しました。