前の2作品は「クリスマスを舞台にする事」と言う制約の中で話を作っていましたが、今回はそれが無い為、作品の層が広がり、見応えの有る物に仕上がっています。中でもホームズを乗せた馬車屋が散々な目に逢う話なんかは、当の御者が語るスタイルになっているので、ロンドンっ子独特の節回しと言うか言葉使いがとてもシャレが利いてて面白かったです。また「セネン・コウブのセイレーン」もトリックと言い、ホームズが謎解きのヒントにした事と言いとても為になりました。後、ワトスン博士の射撃の腕は実際どうなんですかねぇ?ホームズは壁にピストルで「V.R」なんて愛国的(?)弾痕を付けたんだからプロ級なんでしょうが…。誰か知ってたら教えて下さい。