随分以前に購入しましたが、朝星夜星で働きずくめのため(ほんまかいな?)見る暇が無かったんですが、やっと凡て見ることが出来ましたので、とりあえず・・・・
主演は、シドニ パジェットの描くホームズによく似ていて、人気のあったベイジル ラズボーンです。ラズボーンのホームズ物は、バスカヴイル家の犬を始め全14作ありますが、時期が悪かったため日本では一度も公開されていません。
このボックスには、シークレットウェポン、緑の女、闇夜の恐怖、殺しのドレスの4作が収録され、ホームズ物の推理と云うよりはどちらかと云えば、モリアーティ教授、モラン大佐に絡んだ冒険物に重き置いた構成になっています。
なお映像は、カラーライゼーションされ、その際オリジナルのむら、傷等が修復され良好な画像にになっています。
また、内容は、原作に忠実な映画化ではなく、オリジナルな脚本にもとずいた物ですが、空家の冒険の石膏像の、踊る人形の暗号、5つのナポレオンらしき物、等の原作のエピソードがうまくちりばめられていて、シャーロッキアンの琴線をくすぐるものがあります。しかし、その割には、モリアーティの最後はあっ無さすぎですが!!!
そして、時代考証は、めちゃくちゃで電話は出てくるし、自動車は走っているし、まあホームズの晩年にはあり得るでしょうが、それにしては、ホームズは若すぎるし・・・・
やはり、ホームズは、馬車、電報でなくては。
最近では、アイアンマンのロバート ダウニー Jrのホームズ物が公開され、また、若かりし頃のホームズを描いたヤングシャーロックという映画もありましたが、ホームズ物は形を変えこれからも映像化されていくと思いますが、あまりにもオリジナルと乖離するのは如何なものでしょうか?
とりあえずラズボーンのホームズが見られるのは、嬉しい限りです。なお、バスカヴイル家の犬は、500円で買えるDVDとして出ていたように思います。