ホームズが唯一嫌いで、しかし皆が大好きな季節、それはクリスマス。そんなお目出度い日にも悪党はロンドンの霧の中を跳梁跋扈するんだから、困ったもんです。これはそんなクリスマスに起きた様々な珍事件や怪事件を当代一と評判高いミステリー作家14人により描いたシャーロック・ホームズシリーズのパスティーシュ本です。中身としてはモリアーティに脅迫される老数学教授や、「お屋敷に納めたクリスマス・ツリーが別の物に代わってしまった」と言ってベイカー街221Bにやって来た森番の親子の話、「私の枕元に3人の幽霊が出るんです」と相談にやって来た商店主、そしてこれは珍しいんですがナンと、あの、ワトスン博士が事件を解決する話等々…。全部は紹介出来ませんが、面白い事は請け合いです。是非、手にとって見て下さい。