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20 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最後の挨拶,
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レビュー対象商品: シャーロック・ホームズ最後の挨拶 (新潮文庫) (文庫)
題名にもあるように、これがホームズが最後に手がけた事件です。(この後にもシリーズは出版されていますが、年代にズレがあります)「最後の挨拶」は少し毛色の変わった話で、ドイツのスパイ逮捕に晩年のホームズが協力する筋立てとなっています。実際にこの時期には第一次世界大戦が始まり、ドイツはイギリスにとって敵国だったわけで、このあたりからも一人息子を戦争でなくしたドイルの気持ちがよく表れている作品だといえます。他にはホームズが病床で死の危機に瀕す「瀕死の探偵」、漏洩した国家機密をめぐってシャーロック・マイクロフトのホームズ兄弟が活躍する「ブルース・パティントン設計書」など珠玉の作品がギュっと詰まった1冊です。
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
名優のルーティーン興行,
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レビュー対象商品: シャーロック・ホームズ最後の挨拶 (新潮文庫) (文庫)
ホームズもの短編集としては第4集。長編を含めると8冊目である。オリジナルの掲載年は「ボール箱」(1893年)を除き1908-1917年で、過去の作品と同じく米国の「ストランド」誌が初出。連載ではなく、ときどきの掲載であったことについて、訳者は(有り体に言って)ネタ切れではないか、と疑っているようである。もっとも、ドイルは娯楽小説作家として名を挙げることに疑問を感じていたと言われているので、積極的に執筆する意欲を、もはや失っていた可能性がある。本作品集に収められた短編では、ホームズはもはや奇矯な異常人ではなく、単なる天才探偵として存在しているようにみえる。これでは読者として面白くない。現代までに出版されたフィクションには、ただの天才探偵などゴロゴロ居るので、この本をわざわざ繙く意義は、単に「かの有名な」ホームズとワトソンが登場しているから、ということだけになるからである。しかも本書の作品では、本格的な推理小説としての構成はもはや採られていない。冒険譚、に過ぎない。 だから本書に対する賛否はホームズに対する思い入れの有無で決まるだろう。ここまでホームズものに親しんできた読者になら、登場人物に対する”familiarity effect”が成立するけれど、そうでない読者がいきなり手にとっても、これでは失望するばかりではないか、と思う。
2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ウィステリア荘,
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レビュー対象商品: シャーロック・ホームズ最後の挨拶 (新潮文庫) (文庫)
短編集で、最初が「ウィステリア荘」です。犯罪を犯した加害者と、被害死者が最初の想定とは逆だったりするかもしれまえん。 犯罪の原因が物語の外にあるかもしれません。 話によっては、ホームズお得意の証拠から推察していく場合があります。 また、証言から進展する場合もあります。 話の展開はさまざまです。 そのため、ホームズの話の展開と活躍は安心して読んでいられます。 ps. アメリカ訛りを翻訳は生かせていないとのこと。 関西弁でも、東北弁でも、日本語の種類を生かせなかった翻訳家には疑問を感じる。 訳したのが、今ほど時間と情報が豊富でなかった時代なので、やむをえないことかもしれない。
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