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シャーロック・ホームズの誤謬 (『バスカヴィル家の犬』再考) (キイ・ライブラリー)
 
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シャーロック・ホームズの誤謬 (『バスカヴィル家の犬』再考) (キイ・ライブラリー) [単行本]

ピエール・バイヤール , 平岡 敦
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,100 通常配送無料 詳細
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シャーロック・ホームズの誤謬 (『バスカヴィル家の犬』再考) (キイ・ライブラリー) + ライヘンバッハの奇跡 (シャーロック・ホームズの沈黙) (創元推理文庫)
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商品の説明

内容紹介

ホームズは間違っている。「バスカヴィル家の犬」の謎を解くのはバイヤールだ。フランス論壇の雄バイヤールが解くホームズの推理の誤謬。知的スリルに満ちた探偵批評。

内容(「BOOK」データベースより)

『アクロイドを殺したのはだれか』で、エルキュール・ポワロの推理に異を唱え、アガサ・クリスティ『アクロイド殺害事件』の真犯人を暴き出した“推理批評”家バイヤールが、今回はシャーロック・ホームズに挑戦する。シリーズ中の代表的長編『バスカヴィル家の犬』を俎上に、ホームズの推理の疑問点、矛盾点を指摘し、事件の真相に迫るのみならず、ホームズとドイルの関係をも分析するという知的スリルに満ちた現代文学批評の傑作。

登録情報

  • 単行本: 231ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2011/6/29)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4488015328
  • ISBN-13: 978-4488015329
  • 発売日: 2011/6/29
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 227,288位 (本のベストセラーを見る)
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By ネモ トップ100レビュアー
本作では、コナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』を著者が「読みなおし」、原著とは違う犯人を指摘している。『アクロイドを殺したのはだれか』に続いて、ミステリーの名作に挑んだことになる。

本書は大きく分けると、『バスカヴィル家の犬』の中に書かれたホームズの推理の問題点を指摘して、改めて推理を組み立てた部分と、著者が展開する「推理批評」の解説やホームズとドイルの関係を論じたドイル論、そしてそれらを抱合する、いわゆる「テクスト論」から成り立っている。生粋のミステリー愛好家からすると、後者の部分はやや難解だし、読むのが面倒かもしれない。

著者の「推理批評」とは、『詳註版シャーロック・ホームズ全集』(ちくま文庫。元の単行本は東京図書から刊行)のような、作品中の問題点や矛盾を指摘するものの、その段階で止まるのではなく、前作や本作のように、テクストに書かれたことを違う角度から見つめなおし、「真犯人」(真実)を解明するものである。その推理批評は、「現実」という章のなかで展開され、「真犯人」へとたどり着く。そして、それが納得できたなら、エピローグのように添えられた「バスカヴィル家の犬」という章で描かれる、犬とも「真犯人」とも違う「怪物」が存在していたことも了解することができるだろう。

ただ、「犬」とホームズの関係や文学作品の作中人物の「存在」に関する部分などについては、どこか「無理」を感じてしまう。

なお、著者は作中で『オイディプス王』についても言及しているが、個人的には、訳者が「訳者あとがき」で描いた「真実」の方を支持したい。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
沼地で死んだと思しきステープルトンは実は被害者だった!
思い込みに囚われたホームズも真犯人の片棒を担ぐことになってしまった!
かつて「金田一耕助さん・あなたの推理は間違いだらけ」という名著がありましたが、
この本でもバスカビル伝説を利用して巧みな犯罪を企み成功させた真犯人が暴かれます。
そしてその真犯人ですら思いもよらなかった影の真犯人の正体までもが!
(映画「犬神家の一族」を見た人なら、納得がいくはず)
途中難しい話も挿入されますが、幾つかの章をとばし読みしても十分楽しめます。
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