『緋色の研究』・『四人の署名』に続くシリーズ3作目にして第一短編集にあたります。独特の人間ドラマやロマンを感じさせる長編も魅力的で
すが、何といってもこの《連続短編形式》はホームズの為にあったようなもんです。矢継ぎ早に依頼される怪奇で摩訶不思議な事件にホームズと
ワトスン博士が奮闘します。それが何か独特の愛おしさを備えていてネ...自分自身、御話の中に入ってるような気分になっちゃうのよね。。
このシリーズは子供時分から好きだった訳だが、大人になってからもたまに読み返すとまったく同じ気分で世界観に浸れるのが不思議だなぁ。
本当に稀有な読み物です。このシリーズとチェスタトンのブラウン神父シリーズは宝物のような存在ですね。
「赤毛連盟」に「唇のねじれた男」に「まだらの紐」に「技師の親指」・・・絶品中の絶品をぜひ味わってみて下さい。