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シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)
 
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シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫) [文庫]

アーサー・コナン・ドイル , 深町 眞理子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

誕生から百年以上を経た現在も魅力の色褪せることのない名探偵の第一短編集、新訳で登場。「ボヘミアの醜聞」や「まだらの紐」など、いずれも忘れ難き12の名品を収録する。

内容(「BOOK」データベースより)

ミステリ史上最大にして最高の名探偵シャーロック・ホームズの推理と活躍を、ワトスンが綴るシリーズ第1短編集。ホームズの緻密な計画がひとりの女性によって破られる「ボヘミアの醜聞」、赤毛の男を求める奇妙な団体の意図が鮮やかに解明される「赤毛組合」、閉ざされた部屋での怪死事件に秘められたおそるべき真相「まだらの紐」など、いずれも忘れ難き12の名品を収録する。

登録情報

  • 文庫: 544ページ
  • 出版社: 東京創元社 (2010/2/20)
  • ISBN-10: 448810116X
  • ISBN-13: 978-4488101169
  • 発売日: 2010/2/20
  • 商品の寸法: 15 x 10.8 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 313,140位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
シャーロック・ホームズと最初に出会ったのは、小学校低学年の頃だと思いますので、30年も昔のことになります。その間、読んでいない時期もありましたが、「シャーロック・ホームズ。」と聞けば、少し頭の中が白くなり、胸が高鳴る気がします。シャーロック・ホームズは私にとってそういう存在です。
他の方も書いていますが、このシリーズの面白さは、主人公のホームズの強烈なキャラクターにあります。そのため、事件の筋書きを知っていたとしても、何度読んでも楽しむことができます。子供の頃は、難解な事件を、驚異的な推理力で解決するという単純なヒーローでした。これが、大人になって読むと、違った見方になってきます。シャーロック・ホームズは、麻薬常用者であり、社交性ゼロの女嫌い、家の中で趣味の化学実験に没頭し、バイオリンを適当にかき鳴らす。部屋の中で銃を撃って、女王陛下のイニシャルを打ち抜くというのは少し作者のやり過ぎだと思いますが。ヒーローというよりも、どちらかと言えば、パンクで奇妙な人物です。

通常のぼんやりした物憂げな態度が、事件で必要な一瞬には精力的になり、そうしてまた物憂げな日常に戻っていく。そうしたパンクで奇妙な人物が活躍する物語の魔力に、大人の読者は魅了されてしまうのだと思います。作者のコナンドイルが、どこまでホームズをパンクな人物として意識して描いたのかは分かりませんが、作り手の意識を超える魅力を作品が持つということは、私のもう1つの趣味であるロック、Jazzの世界でも起こることだと思います。

子供の頃には最高のヒーローとして、大人の読者には社交性ゼロのパンクで奇妙な人物として、世代を超えて異なる魅力を持つまさに最高のキャラクターです。
ホームズの短編集の中でも、この「シャーロック・ホームズの冒険」は最高の短編集です(これに続くのは「シャーロック・ホームズの生還」でしょうか。)。作品としては、人気の高い「ボヘミアの醜聞」や「まだらの紐」、子供の頃から大好きな「赤髪連盟」などがありますが、今の私には、パンクなホームズの隠れた人間性が表われる「ボスコム渓谷の惨劇」がベストの1作です。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By babel トップ1000レビュアー
形式:文庫
推理力、ストイックな雰囲気、人気、相方との掛け合い、どれをとっても史上最高の探偵と言ってよい
シャーロックホームズの短編集です。

何度も映画・ドラマ化され(グラナダのジェレミーブレッドがマイベストです)、最近でもガイリッチーが映画化するなど時空も国境も越えて愛されるミスター名探偵の物語の中で、ボヘミアの醜聞、まだらの紐などの有名な作品12編が収められています。いずれも短く簡潔に起承転結が収められ、オリジナルなトリックと推理によって、何度読んでも飽きることがありません。(個人的には赤毛組合が一番良いと思っています)。

ミステリーが深く研究された現在の視点からみれば矛盾点がいくつかあるのも事実ですが
それすら想像力で補完して楽しむのがシャーロッキアンのたしなみというものでしょう。

科学捜査・帰納法・消去法を駆使してロジカルに犯人を推理するスタイルを確立し、またアクション
とストーリー性を兼ね備え、読めばビクトリア朝時代のイギリスの社会・風俗まで目に浮かんでくる
このシリーズが、聖書の次に読まれたというのは過言ではないと思います。
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6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By
形式:文庫|Amazonが確認した購入
今回で3回目くらいかもしれないけど読んでみてまだ面白い。偏にシャーロック・ホームズのキャラクターの強烈な存在に尽きる。ポーも此処までいかなかった。あまりにも強烈な為、シャーロク・ホームズ自体が巨大なジャンルになってしまった。パステーシュやパロディ、研究書の数も膨大になってるのも凄い。同じ天才肌の探偵でもファイロ・ヴァンスみたいにイヤミにならないところが勝因かも。とても手の空いた医者が暇つぶしで書いたとは思えない。小林秀夫も無駄のない一種の名文と称揚してました。ヴィクトリア時代の英国のエレガントな腐臭が行間から立ち上ってくる。

話自体はそれほど凄いネタでもないようにも思えるけど、読んでる間はまことに楽しい。小説を読む悦びに満ちている。扱ってる事件の大半の理由が金か人間関係(男女関係が多い)で、この頃から人類があまり進歩してないか、それが人間の本質なのか、その辺を見抜いていたと思われる著者の慧眼にはやはり敬服するしかない。

これから100年後も同じように読まれてるに違いない普遍的小説。

今回は御大深町さんの新訳で嬉しい。解説も面白い。
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