内容紹介
★500部限定生産、高画質・高音質にこだわった特典付きの2枚組 ★本編193分+映像特典 約9分
●ディスク1(片面2層、計128分):
第一部「恐喝王」(「恐喝王ミルヴァートン」) 第二部「決死の闘い」(「最後の事件」)
●ディスク2(片面1層、本編65分+特典映像9分):
第三部「虎狩り」(「空き家の冒険」)
●初回限定版のみの特典
1.「ペテルブルグのベーカー街」(ディスク2に収録)・・・ぺテルブルグ市内にある映画のロケ地、レンフィルムゆかりの場所を紹介。リージェンツ・パーク、トラファルガー広場、テムズ川等、ロンドンの景観とぺテルブルグの映像による比較分析。
2.特別メニュー(ディスク2に収録)・・・キャスト&スタッフの詳細な紹介とフィルモグラフィー
3.ブックレット(6ページ)・・・チャプター・リスト、作品解説、書き下ろし批評、監督をはじめとする主なスタッフ&キャストの著書やインタヴューの抄訳。
監督について
1931年生まれのマスレンニコフが映画の世界に入ったのは比較的遅く、それまではテレビの編成部長を勤めるかたわら、有名な舞台演出家ゲオルギー・トフストノーゴフのもとでボリショイ・ドラマ劇場の舞台美術の仕事をしていた。映画の世界に入ったきっかけは、妻の出身地であるエストニアにトフストノーゴフと一緒に旅行した際、そこで彼から有名な監督グリゴリー・コージンツェフを紹介されたことだった。
「シャーロック・ホームズ」の連作では19世紀末ロンドンの雰囲気が良く出ているが、自伝によると彼のイギリス文化への傾倒は少年時代から始まっていた。第二次大戦中の1942年、戦火を逃れてレニングラードから疎開していた時に、ディケンズの全集を読破したという。東西の緊張が緩んで「雪解け」の時代と呼ばれた1960年代前半にテレビ・ジャーナリストとしてドイツやイギリスに取材した実体験も、後々「ホームズ」連作で生かされることになった。
評価の高い他の監督作として、ベルリン映画祭正式出品の『センチメンタルなロマン』(76)がある。本作以降のヒット作には、後に国際的女優となったエレーナ・サフォーノワ主演の現代メロドラマ『冬のチェリー』(85)があり、これは「ホームズ」連作と同様に人気を得て3作目まで作られ、その後テレビドラマ化までされている。