前作「グレイの瞳に花束を」のヒロインの妹と、ヒーローの親友が今作の主役です。
ヒロインは幸せな結婚の実現を目指す勉強好きな女性。
愛ある結婚をするために、誘惑の技を学ぶべく高級娼婦の友人に頼み込んで娼婦の仮面舞踏会に参加する事にしたヒロインは、そこで愛人を探しにやってきたヒーローに声をかけられてしまいます。
二人は初対面ですがヒーローの名前を聞いて、姉の夫の親友だとすぐに悟ったヒロインは早々に逃げようとします。しかし彼は手強くとうとうキスを許してしまって・・・。
それでも何とか振り切って逃げる事に成功したヒロインですが、やはり後日に正体がばれてしまいます。
娼婦の真似事をしていると疑うヒーローに、なんとか自分の目的を分かってもらおうと事情を話すヒロイン。そして話はなぜかヒーローから誘惑の術を学ぶ方向に発展していき・・・。
と、いう前作に引き続き誘惑が絡んだ官能的なお話になっています。
前半の誘惑のレッスンはコミカルで、後半からは主役二人が抱えるトラウマが尾を引いて切ない展開。特にヒロインのトラウマが深刻で、どうにもならない状況に陥ったときにヒーローがヒロインを思ってある選択をするのですが、これがまたキュンとなるほど切ない!
前作に続き期待を裏切らない内容でとても良かったです!
こうなると三姉妹最後の一人の恋愛模様が気になるところ。今作ですでに片鱗が見え隠れしているので気になります。次回作も期待!