ヴィッキーの「恋はみずいろ」が歌えるようになりたくて、購入を決めました。
このシリーズは、まったくフランス語の読み方を知らない初心者にはちょっと解説が難しいような気もしますが
本物の発音を耳で覚えるためには、あえてカタカナ表記をしないのは立派だと思います。
付属CDの歌はオリジナルでなく、違うネイティブスピーカーの歌手が歌っています(この値段なら仕方ないです)が、
皆そこそこ上手いのでご心配なく。特に、エディット・ピアフはかなり似ています。
演奏はオリジナルにかなり忠実に作られていて、カラオケもゴキゲンです。
収録曲は70年代以前のシャンソンとポップスが中心です。
なので80年代以降のフレンチポップスまではカバーしていません。
「アヴィニヨンの橋の上で」は童謡、「澄んだ泉にて」も古い伝承曲ですがこれはご愛嬌。
各曲に歌手や曲の生まれた背景が簡潔に解説されているのも、興味が広がりよいと思いました。
日本語訳も直訳に近いものなので、歌詞の理解に非常に役立ちます。
本としてのクオリティは高いものの、1つ難を言えば、
12ページにわたる巻末の「ミニ文法」が1〜3巻まで全て同じということ。
3冊で学習を終えるというよりは、各冊が独立していて、どれを使っても一通り学べるという構成なんですね。
「何巻でも、あなたの好きな曲が収録されているものを選んでください」、と
捉えたらよいと思います。