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シャルビューク夫人の肖像 (RHブックス・プラス)
 
 

シャルビューク夫人の肖像 (RHブックス・プラス) [文庫]

ジェフリー フォード , 田中一江
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

直木賞受賞作家 桜庭一樹氏絶賛!
摩訶不思議。
すばらしく怖い。嗚呼。これぞゴシック。

枯れ葉の屏風。囁く声。
ナツメグの香。愛のゲーム。
怪人ジェフリー・フォードが描き出す「運命の女」の肖像――。

「姿を見ずに、肖像画を描いてほしい」肖像画家のピアンボに突然声をかけてきたのは、両目が白濁した盲目の男。
シャルビューク夫人の使いと称し、法外な報酬を口にして肖像画の製作を依頼してきた。
屏風の向こうで夫人が語る、過去の話とその声だけで姿を推測するという、その奇妙な依頼に、
やがて画家は虜となっていき・・・・・・。
謎の霊薬、奇病の流行――19世紀末のニューヨークを舞台に鬼才フォードが紡ぎ出す、奇怪な物語。

内容(「BOOK」データベースより)

「姿を見ずに、肖像画を描いてほしい」肖像画家のピアンボに突然声をかけてきたのは、両目が白濁した盲目の男。シャルビューク夫人の使いと称し、法外な報酬を口にして肖像画の製作を依頼してきた。屏風の向こうで夫人が語る、過去の話とその声だけで姿を推測するという、その奇妙な依頼に、やがて画家は虜となっていき…。謎の霊薬、奇病の流行―19世紀末のニューヨークを舞台に鬼才フォードが紡ぎ出す、奇怪な物語。

登録情報

  • 文庫: 464ページ
  • 出版社: 武田ランダムハウスジャパン (2008/3/1)
  • ISBN-10: 4270101660
  • ISBN-13: 978-4270101667
  • 発売日: 2008/3/1
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (16件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 349,127位 (本のベストセラーを見る)
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MUCH TO my unease, Mrs. Reed positioned herself, all evening, beneath or immediately to either side of her new portrait. 最初のページを読む
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 あまり翻訳物の小説を読まないのですが、美しい装幀につられ読みました。面白かったです。

 魔術や狂気、幻想といった言葉がまだ残る19世紀末のニューヨークが舞台。屏風越しに語りかけてくる夫人の話から肖像画を描くという依頼を請け負った画家に降り掛る狂気を描いていきます。

 屏風の向こうの夫人はどんな人物なのか、どんな過去を持つ人物なのか。それを追いながら物語がまわります。主人公が混沌の中に引き込まれていくように、読んでいる自分もぐいぐいと物語の中に引き込まれていきます。物語に力があります。

 そしてフィナーレへ。謎の霧は晴れて行くのですが、ご都合主義でもなく、時代が持つちょっとした狂気を残したまま物語は終わります。そのエンディングもとても好ましく感じました。

 シャーロックホームズのドラマのような香りを醸し出すような作品でした。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
思わせぶりなジャケットが気になって、手にとってみると、あの山尾悠子訳で話題になった『白い果実』と同じ著者でしたー!!

舞台は19世紀末のニューヨーク。主人公の売れっ子肖像画家ピアンボは奇妙な依頼を受ける。依頼主はシャルビューク夫人。初めての訪問の折、「われわれはなぜ屏風越しに話しているのか教えていただけませんか?」と問う画家に、「あなたに顔をお見せするわけにはいかないからですわ」と夫人はのたまう。夫人の顔を見ることなく、屏風の向こうから夫人が語る過去の物語と声だけで肖像画を描き、見事成し遂げれば、法外な報酬を約束する。この難題を挑戦と受け止めたピアンボは、まんまと罠にはまり込み……おっとっと、というお話。

画家の野望と破滅といえば、やはり実在の画家が散りばめられたバルザックの短篇「知られざる傑作」(映画「美しき諍い女」の原作!)が有名ですが、本書の語り口はかなり幻想的。とはいえ、『白い果実』に比べると、時代背景や事実とおぼしきことも散りばめられ、物語の作りのおもしろさという点では、「50%増量」って感じ。作者の語りの中に、謎の貴婦人の語りが重層的に響きはじめると、もうたいへん。読者はピアンボと同様、まんまと罠にはまります。ジャケットと端整なたたずまいの装幀を裏切らない、本好きにはたまらない一冊でした。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By kise
形式:単行本
シャルビューク夫人の語る物語を軸にストーリーが展開されるが、幻想小説初心者の自分にはホラ話か真実かわからない与太話の続く前半は読むのがきつかったが、後半になるとがぜん面白くなった。
といっても、前半部分なしではこの小説の面白味は失せる。前半のぐだぐだした部分を我慢して乗り越えたものだけが読後の喜びを味わえる。読み始めたら躊躇わずに一気に読んでしまおう。
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投稿日: 2007/3/11 投稿者: benkeiu
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