2005年9月から大分トリニータを指揮するペリグレス・シャムスカ。 メディアへの露出を嫌うといわれる彼が、大分での監督業を語っている。 一言でいえば「シャムスカ自身がここまで語ったことに意義がある」本だ。
エピソードの多くは大分サポにとって既出の内容かもしれないが、 森重真人をコンバートして起用した理由など、監督の「読み」や「判断」が 語られていることは大きい。 来日してからシャムスカ自身が成長していく過程も伺える。
ハードカバーではなく新書での発売は、多くの人に手にして貰いたいという監督の希望の表れか。
一つ付け加えるなら、トリニータのホームタウンである大分県は 人口が120万ほど。チームの拠点がある大分市も総人口47万人。 その中にサッカーJ1のチームがあり、選手も監督もスタッフも 大分市に生活の拠点を置いている。 登場するエピソードのいくつかは、この点を踏まえないとわかりにくい。