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シャドー81 (ハヤカワ文庫NV)
 
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シャドー81 (ハヤカワ文庫NV) [文庫]

ルシアン ネイハム , Lucien Nahum , 中野 圭二
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,092 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ロサンゼルスからハワイに向かう747ジャンボ旅客機が無線で驚くべき通告を受けた。たった今、この旅客機が乗っ取られたというのだ。犯人は最新鋭戦闘爆撃機のパイロット。だがその機は旅客機の死角に入り、決して姿を見せなかった。犯人は二百余名の人命と引き換えに巨額の金塊を要求、地上にいる仲間と連携し、政府や軍、FBIを翻弄する。斬新な犯人像と、周到にして大胆な計画―冒険小説に新たな地平を切り拓いた名作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ネイハム,ルシアン
1930年、エジプトのアレクサンドリアに生まれる。16歳のときからフリーの新聞記者としてイギリスやフランスの新聞に記事を書き始める。AFPニューヨーク支局の記者として長いあいだ活躍し、1975年に『シャドー81』を発表。六カ国語に通じ、パイロットの資格を持っていた。1983年没

中野/圭二
1931年生、慶應義塾大学大学院修士課程修了、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 501ページ
  • 出版社: 早川書房 (2008/09)
  • ISBN-10: 4150411808
  • ISBN-13: 978-4150411800
  • 発売日: 2008/09
  • 商品パッケージの寸法: 15.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 75,926位 (本のベストセラーを見る)
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24 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 時代を超えて読み継がれる傑作 2008/10/8
形式:文庫
 ファン待望の新装版、早川書房はよくぞこの名作を復刊してくれた。この傑作の初版は1977年、新潮文庫から刊行されている。あれから30年以上の歳月が流れ、この本に驚愕した若者は今や中高年世代となった。本書の面白さは各レビューにある通りだが、「良い本」「力のある本」は読者それぞれに当時の時代背景までも鮮やかに蘇らせてくれる。

 ベトナム戦争や米国社会・同国防体制への強烈な風刺、航空機や船舶に対する博識と、それをわかりやすく散りばめた筆力、時間軸と地理的な相関関係の正確さ、プロットの巧みさや全編を貫く緊張感、訳者・中野圭二氏の見事な翻訳と相まって、どこをとってもページをめくるのが惜しいほどである。

 この名作を今日の若い世代はどう読むのであろう。今、読み返してみてもまったく違和感がなく、長い年月を超えて逆に新鮮ささえ感じるのは評者ばかりではあるまい。「冒険推理小説の面白さ」という点では群を抜く傑作である。作者ルシアン・ネイハム氏はこの一作のみを残して他界しているのがなんとも悼みきれない。今回の復刊によって「シャドー81」は永く読み継がれ、読む者の心に残り続けることであろう。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
’77年、第1回の「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位になった作品。当時は国内・海外の区分けがなかったので本書が正真正銘の年間ベストワンだったことになる。また同誌が企画した「20世紀ミステリーベスト30」でも海外部門で堂々第3位にランクインしている。(ちなみに第1位は『羊たちの沈黙』、第2位は『薔薇の名前』、そして第4位は『推定無罪』である。)本書はそれほどインパクトのある傑作である。

時代はベトナム戦争末期。乗客・乗員201名を乗せ、ロサンゼルスからホノルルに向かうジャンボジェット機が太平洋上でハイジャックされる。しかし、犯人は機内にいるのではなかった。ジャンボ機の後方からいつでも撃ち落とせるべくつけ狙う最新鋭の戦闘爆撃機に乗っていたのだ。犯人は2千万ドルの金塊を身代金として要求し、ジャンボ機の機長、地上の管制官、果てはアメリカ政府や軍を相手どって手に汗握る迫真の攻防を展開する。

その着想からして奇抜であり、実現不可能な犯罪と思われるが、本書では、犯行に先立つ第1部で、ベトナムに投入された戦闘爆撃機を、ハイジャックに使用するため盗み出そうとする計画と行動の一部始終が、詳細かつ正確な記述でなされ、物語のリアリティを生み出している。

本書は、全編にわたって、常識をはるかに上回るスケール、スリル、サスペンスで読者を魅了する、単なるハイジャックものの犯罪小説を超えた、冒険活劇小説の白眉である。そして、その面白さは発表から30余年経った今でも決して色あせることはない。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 あなたの書庫の特等席に・・・ 2009/10/5
形式:文庫
まぎれもない傑作。「ジャッカルの日」の興奮に十分匹敵する、無駄のない、完璧な読書体験。素材を生かしきった、贅肉ゼロの職人の仕事。
早川書房さん、本当にありがとう!
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
5つ星のうち 2.0 期待したよりは?
レビューなどでとても評価が高いので期待してましたが、よく考えられていますが、ストーリーとしては今ひとつで退屈してしまいましたね。
投稿日: 8か月前 投稿者: GOLDENBOY
5つ星のうち 4.0 着想の妙
前半はスローペースだ。いったいどのような物語が展開していくのか予想がつかない。しかし後半は快調なテンポでハラハラドキドキ。しかし緊迫している場面で妙にまったりした... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: benkeiu
5つ星のうち 3.0 ただのエンターテイメントではない
この小説を冒険小説というべきか、サスペンス小説というべきか、その決断に非常に迷いがあります。しかしその区別というのを大した問題とせず、単純に面白いか否かを述べるな... 続きを読む
投稿日: 20か月前 投稿者: yukiwa
5つ星のうち 5.0 先を予想するのがこれほど難しい小説はなかった
これから読もうという方は、当欄の書評をみないほうがいいかも知れない。ネタバレの... 続きを読む
投稿日: 2011/3/22 投稿者: 青頭倶楽部
5つ星のうち 4.0 1級のヒューマンクライムサスペンス!
とにかく冒頭から引き込まれます。

各々のキャラクターも、細かく描かれ
小説の世界を膨らませます。... 続きを読む
投稿日: 2009/10/8 投稿者: ahum
5つ星のうち 5.0 『週刊文春ミステリーベスト第1位』に納得
週刊文春ミステリーベスト第一回で
見事1位となった冒険ミステリー小説。

1977年と一昔前の作品でありながらも... 続きを読む
投稿日: 2009/9/13 投稿者: 赤とんぼ
5つ星のうち 4.0 奇想天外な冒険小説
ロサンゼルスからホノルルへ向かうジャンボ旅客機を、
ベトナム戦争で行方不明になった最新鋭の戦闘機がハイジャックするという奇想天外な冒険小説。... 続きを読む
投稿日: 2009/1/19 投稿者: 南コータロー
5つ星のうち 5.0 アメリカの偽善を暴くかっちょええ冒険小説
6ヶ国語を操るエジプト人が
アメリカ人を主人公にして書いた冒険小説の傑作。
ただし、アメリカの偽善も暴いているので、... 続きを読む
投稿日: 2008/10/8 投稿者: ゴルディアス
5つ星のうち 4.0 常識をはるかに超えたハイジャック・冒険小説の白眉
’77年、第1回の「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位になった作品。当時は国内・海外の区分けがなかったので本書が正真正銘の年間ベストワンだったことになる。また... 続きを読む
投稿日: 2008/9/27 投稿者: Wakaba-Mark
5つ星のうち 4.0 私に冒険小説というジャンルを教えてくれた記念碑的作品
二十数年前、中学生の時に読みました。今回、あらためて再読しました。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/6 投稿者: 特別代議員
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