同じ棚に並んでいる目のでかい女の子が表紙の本達と、ちょっとレベルが違うと思う。
確かに少年の主人公に美女美少女よりどりみどりの構図とか、キャラの容姿とか、アキバとかメイドネタを入れてくる辺りはいかにもこの文庫の読者層に受けそうだし、作者も好きで書いてるのかなと思うけれど、
前作品の西遊記や風姫でも重要なテーマだった「人の心を感じとる能力」の掘り下げた表現が凄くリアル。
相手のすべてを感じとって理解できたら、もう憎めない。憤りが消えて、許しが訪れる感覚…
うまく言えませんが…(-д-)
そういう事なんだろうな、こいつらすごいなーって感動できます。
後、文章が綺麗。多少☆や!が付いたりしますが、間違った日本語は出てこないし、琴線に触れる新鮮な表現がでてきます。
更に、遺伝子改造、ロボ、サイキックに気功に自然との交歓にと何でもアリアリな近未来アクションで血沸き肉躍る疾走感まで詰め込んであるとくれば、もう…!堪らん…!
もう私もいい年なんでこのジャンルを新規開拓は恥ずかしいんですが、七尾あきらの本はもっと色んな人が読んでくれたらなと思います。