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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
群像劇で描くミステリー,
By 読書人 "活字中毒" (埼玉県鳩ヶ谷市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: シャイロックの子供たち (文春文庫) (文庫)
東京第一銀行長原支店を舞台とする連作短編集。第1話の副支店長に始まって、第10話のパート社員に至るまで、各話ごとに主人公を変えながら、一つのミステリーとして成立させる手腕はなかなかのもの。淡々と読んでいる内に、いつの間にか引き寄せられ、それぞれの主人公に共感したり、反発したり、喜怒哀楽を共にしながら、事件の意外な真相へと導かれる。一昨年に発売された単行本の文庫化だが、そのときの書評も好意的で、高く評価するものが殆どだったが、読んでみて納得しました。一人ひとりの人物像が生き生きと的確に描かれていて、過不足の無い描写は素晴らしい。ミステリーとしてだけではなく、企業小説として読んでも質の高い作品。 休日にゆっくり時間の取れるときに、一気に読むことをお勧めする。
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
キング オブ ミステリー,
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Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: シャイロックの子供たち (文春文庫) (文庫)
本書の評価が100点満点であってもきっと90点以上をつけると思うほど完成度の高いミステリーです。池井戸氏は元銀行マンだけあって銀行を舞台とした小説が多いのですが、同氏の本を読むたびに減点主義で保身しか考えていない銀行という組織に失望を覚えます。さて本書ですが東京第一銀行長原支店を舞台に、各章ごとに支店内の人物が主人公になって話が進みます。その登場人物が現在だったり過去だったりします。出世しか考えていない人、社内恋愛をする人、失恋をする人、ノルマに苦しむ人、社内のエースとして期待される人、それら多くの人たちの話がいつの間にか一つの事件と関連付けられ謎をよびます。まさに計算しつくされたミステリーです。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
金融勤務の方へ 営業経験のある方へ,
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レビュー対象商品: シャイロックの子供たち (文春文庫) (文庫)
同じ金融業勤務ですが、数字に追われていた熾烈な営業時代を思い出し、熱くなりました。とある銀行に勤務するひとりひとりに焦点をあてつつ、大きなひとつの問題に流れ込んでいきます。 話の構成がとても上手いです。 うまい流れで、あっと騙されました。 面白いです。 個人的には「傷心家族」の友野の話が良かったです。
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