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シャイロックの子供たち (文春文庫)
 
 

シャイロックの子供たち (文春文庫) [文庫]

池井戸 潤
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪…!?“たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績…事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。

内容(「MARC」データベースより)

たたき上げの副支店長、社内恋愛中のOL…。出世のため、家族のために奮闘する行員たち。現金紛失事件をきっかけに支店内に不穏な空気が立ち込め、そして一人の男が失踪した。支店の中に「怪物」がいる-。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 347ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2008/11/7)
  • ISBN-10: 4167728036
  • ISBN-13: 978-4167728038
  • 発売日: 2008/11/7
  • 商品の寸法: 15.4 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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21 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 群像劇で描くミステリー, 2008/11/26
レビュー対象商品: シャイロックの子供たち (文春文庫) (文庫)
 東京第一銀行長原支店を舞台とする連作短編集。第1話の副支店長に始まって、第10話のパート社員に至るまで、各話ごとに主人公を変えながら、一つのミステリーとして成立させる手腕はなかなかのもの。淡々と読んでいる内に、いつの間にか引き寄せられ、それぞれの主人公に共感したり、反発したり、喜怒哀楽を共にしながら、事件の意外な真相へと導かれる。
 一昨年に発売された単行本の文庫化だが、そのときの書評も好意的で、高く評価するものが殆どだったが、読んでみて納得しました。一人ひとりの人物像が生き生きと的確に描かれていて、過不足の無い描写は素晴らしい。ミステリーとしてだけではなく、企業小説として読んでも質の高い作品。
 休日にゆっくり時間の取れるときに、一気に読むことをお勧めする。
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17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 キング オブ ミステリー, 2009/2/21
By 
平和 (西東京市) - レビューをすべて見る
(トップ1000レビュアー)   
Amazonが確認した購入(詳細)
レビュー対象商品: シャイロックの子供たち (文春文庫) (文庫)
本書の評価が100点満点であってもきっと90点以上をつけると思うほど完成度の高いミステリーです。池井戸氏は元銀行マンだけあって銀行を舞台とした小説が多いのですが、同氏の本を読むたびに減点主義で保身しか考えていない銀行という組織に失望を覚えます。さて本書ですが東京第一銀行長原支店を舞台に、各章ごとに支店内の人物が主人公になって話が進みます。その登場人物が現在だったり過去だったりします。出世しか考えていない人、社内恋愛をする人、失恋をする人、ノルマに苦しむ人、社内のエースとして期待される人、それら多くの人たちの話がいつの間にか一つの事件と関連付けられ謎をよびます。まさに計算しつくされたミステリーです。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 金融勤務の方へ 営業経験のある方へ, 2011/9/8
By 
mogutarou (神奈川) - レビューをすべて見る
(トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: シャイロックの子供たち (文春文庫) (文庫)
同じ金融業勤務ですが、数字に追われていた熾烈な営業時代を思い出し、熱くなりました。

とある銀行に勤務するひとりひとりに焦点をあてつつ、大きなひとつの問題に流れ込んでいきます。
話の構成がとても上手いです。
うまい流れで、あっと騙されました。
面白いです。

個人的には「傷心家族」の友野の話が良かったです。
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