まず、このフィギアはコトブキヤ製のシャイニングシリーズにしては珍しく(?)キャストオフができない仕様になっています。
ですので、「自分好みに脱着させて独自のバリエーションで飾りたい」と思っている方にとっては地雷になりかねないです。
水着ver.ならともかく、着衣状態のフィギアでキャストオフできないというのは少々予想外でした。
パーツは本体、刀、台座の3点のみで、刀の待たせ方もシンプルなので、開封から設置までほんの数分でできます。
フィギア本体と台座は左足のみの固定ですが、がっちりとはまる為、思った以上に安定感があります。
フィギア自体の感想ですが、サンプル画像と比べて目つきが鋭くなった印象があります。
サンプルではほぼ「無表情」ですが、実物では「冷たく見据えている」という感じに仕上がっています。
もともとあまり表情に富んだキャラクターではないので、わかり難いかもしれませんが、私的にはサンプルより実物の方が好みです。
ただ、パッケージには「やや不敵な笑みを浮かべている」感じのイラストが描かれており、そちらの表情を忠実に再現しても良かったかなぁ・・・という気もします。
この辺りは個々人の好みが分かれるところですね(笑)
もう一つ、サンプルと大きく異なるのが台座です。
サンプル写真では、青を基準としたグラデーション調の氷の柱が印象的ですが、実物は透明に若干水色が混ざった程度の薄い色で、グラデーションもほとんどわからない作りになってしまっています。
フィギア本体の存在感を強調する為に、あえて薄い色にしたのかもしれませんが、サンプル写真と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
あと、気になる点として、体の傾き加減と手の位置のバランスがイメージ(パッケージ)イラストと微妙に異なり、イラストのような角度で刀を持たせる事ができません。
イラストでは腰の辺りを中心に横に幅をとる形で刀を持っていますが、実物は鞘の先端部分がかなり斜め上を向いてしまいます。
それが悪いというわけではありませんが、イラストと比べた場合にやはり違和感を感じてしまいます。
上記のような欠点(?)もいくつかありますが、総合的に見て、フィギアとしての出来は結構良いと思います。
キャラクターの雰囲気、衣装、武器等、要点を掴んでいて、十分及第点はクリアしています。
ただ、他のシャイニングシリーズのフィギアにあるようなあからさまな「お色気」はありませんので、そちらを求める方にはオススメできないかもしれません。
あくまでキャラクターの雰囲気や、かっこよさを重視する方であれば、買って損はないと思います。