トニーズアートワークス フロムシャイニングワールド表紙を飾る二人の女神のうち
ゼクティを立体化したフィギュア。
題名でも書いたのだが、このフィギュア「自体」の出来は文句のつけようがない程に素晴らしいもの。
これほどのクオリティのフィギュアが4000円程度の価格で売られる事はとても悲しい事だ。
勿論、安く売られるからにはそれなりの原因はあるのだが、それは後述するとして。
下半身をまとう布地のグラデーションの滑らかさは筆者の拙い言葉だけでは伝え切れない程。
全体的に露出度が高いので一見したところコケティッシュな印象を与えるかもしれないが、
均整の取れた美しい女神の裸体をシンプルかつ大体に、そして丁寧に彩っているので見た目ほどいやらしさは感じない。
この手のフィギュアではどうしても野暮ったくなりがちなふわっとした長く瑞々しい黒髪の流れも、この作品
では十分に表現できている様に思える。
顔の仕上がりもデコマスと遜色ない出来。Tonyお得意の釣り目女性である為やや厳しい印象を与えがちでは
あるのだが、合格点だろう。
このフィギュアの最大の問題点は
「対であるエルウィンと同じ向きを向いている為に、並べて飾ると構図的によろしくない事」
「エルウィンとポーズ、構図が非常に似ている為、ユーザーはエルウィンを買って満足してしまう」
この2点である。単体ではいい作品なのだが、さぁエルウィンと一緒に飾ってみようという段になると
困ったことになる。
単体のフィギュアの出来と関係のない所で評価が下がっているちょっと珍しいケースである様に思う。
筆者は単体の完成度を重視して★5をつけた。