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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
下ネタ満載はないけれど,
By シュノーケル "水の中" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: シモネッタの本能三昧イタリア紀行 (単行本)
「田丸さんのエッセイ=下ネタだらけ」を期待している人には(下ネタが少ないので)少々物足りないかもしれない。また、これまでのエッセイは「イタリア語通訳田丸さん」の視点から描かれていたが、 今回はまだイタリア旅行が難しい時代に一日本人観光客として観たイタリアが描かれている。 しかし、やはりそこは田丸さん。 イタリアに精通しているからこそ見逃さない名所を押さえ、 明るいキャラクターであるからこそ一般人では得ない体験をしている。 イタリアに階級やそこから生まれる貧富の差が色濃く残っている不安定な時代。 単なる観光では見えてこないイタリアが読める旅行記。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
幸せなイタリア人,
By
レビュー対象商品: シモネッタの本能三昧イタリア紀行 (単行本)
田丸さんの本を読んでいると日本人とイタリア人は対極に位置するように感じる。お金はないけど、人生を謳歌するイタリア人。「規則なんでどこへやら、他人なんて関係ない、本能のままに生きるのよ、」それでいながら今の快適さより1000年先の景観を大切にし、厳しい建築制限で不自由な生活を強いられても、それは”当然のこと”と我慢する、そんな彼らとのエピソードを読んでいると、イタリア人の逞しさそして、明るいだけではない頑固なしたたかさを感じた。 私にとってイタリアは観光地だけど、生活するのはハードだろうな、とつくづく感じた。 田丸さんはシモネッタが有名になってしまい、本当に書きたいイタリア紀行よりも、シモネッタ的イタリア紀行を読者からも編集者からも期待され、ここに触れられていないエピソードも多々あると思うが、田丸さんがいやな面もいい面も含めて「イタリア大好き」というのが伝わってきた。 それにしても日本人のウタマロ氏、あっぱれ! イタリア男よりもてる日本の伊達男会ってみたい。(相手にされないかもしれないが) この本を読んで有名な観光地だけでなく田舎のイタリアに行きたくなった。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
久しぶりに声をたてて笑えたエッセイ,
By
レビュー対象商品: シモネッタの本能三昧イタリア紀行 (単行本)
イタリアを40年近く愛し続ける著者が描いた、イタリア人気質が面白い。下ネタも多いのだが、おおらかでウィットに富んでいて大いに笑わせてもらえた。 特に素敵なエピソードは、ロマンティックな月の輝く夜のプロポーズ、ミケランジェロの未完のピエタに出会った時の感動を綴ったところ。 読んでいて、ちょっとじんわり感動してしまった。 なぜイタリアを愛して住みたいと願う人が多いか、の一つの理由として、イタリアに行けば年齢など関係なく誰でも「男」と「女」になれる場所だから、という点にものすごく共感を覚えた。 ボルゲーゼ公園のシュールな光景、ボローニャでの注文品の言い間違いから起こった面白くてHな逸話、ミスコンの舞台の裏側、脱税の裏技など、どれもこれもがイタリアらしくて面白いエピソード。 現地のイタリア人男性も一目置く程イタリア女性にもてまくる、イイ男T氏のミニ回顧録にも脱帽した。 是非、一度お目にかかりたいほど。 また、イタリア人女性が語った「日本人がストレスがたまって鬱になる理由」も、核心をついていた。 面白いだけではなく、マテーラの少年、ヴェネツィアのガイドの老人、ナポリ、シチリアの人々etc、しみじみとするようなエピソードがまたいい。 ちょっとHな話もOKなら、大人向けの楽しいエッセイだと思う。
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