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シミュラークルとシミュレーション (叢書・ウニベルシタス)
 
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シミュラークルとシミュレーション (叢書・ウニベルシタス) [単行本]

ジャン ボードリヤール , Jean Baudrillard , 竹原 あき子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,045 通常配送無料 詳細
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商品の説明

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ボードリヤール,ジャン
1929年生まれの現代フランスの社会学者。最初の著作『物の体系』(68)において“それ自体で存在する物から記号としての物へ”という視点を記号論の枠内で提起、続く『消費社会の神話と構造』(70)、『記号の経済学批判』(72)では、物を記号として消費する社会の構造、記号としての物の特徴を解明。72年の著作で顔を見せた“象徴交換”の概念を中心としながら、マルクス主義の基礎概念とみなす“生産”概念に批判を加えようとしたのが『生産の鏡』(73)、『象徴交換と死』(75)、などであり、『誘惑について』(79)、『シミュラークルとシミュレーション』(81)以降の著作では、この“象徴交換”、あるいは実在をもたない記号としての“シミュラークル”、“シミュレーション”をキー概念として現代社会・文化を分析している。また、再三来日し、講演やシンポジウムを行なっている。2007年3月死去

竹原 あき子
1940年生まれ。千葉大学工学部卒業。1968年から1973年までフランス政府給費留学生としてENSAD,Institut d’Environnement,EPHEに学ぶ。現在、和光大学人文学部芸術学科教授。工業デザイナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 220ページ
  • 出版社: 法政大学出版局; 新装版 (2008/06)
  • ISBN-10: 4588099116
  • ISBN-13: 978-4588099113
  • 発売日: 2008/06
  • 商品の寸法: 19.2 x 13.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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33 人中、28人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
ボードリヤール、さらにはポストモダン理論を理解するうえでの最も重要な本の一つ。 

映画「マトリックス」の原案にも多大な影響を与えたといわれており、実際、映画の中でもこの本自体が出現する(主人公が切り抜かれた本の中にディスクを隠しているが、その本が英語版のSimulacra & Simulationのハードカバーバージョンである)。

まあ、ボードリヤール自身は自分の考えが曲解されていると不満らしいが、10章の「クローン物語」には少なくともマトリックスで描かれている世界との直接的つながりを見出すことが出来る。 

もちろん、ボードリヤールのいうハイパーリアルな世界とは、コンピュータテクノロジーによって介在された「仮想現実」(このような言い方自体がすでに問題なのだろうけど)だけを意味しているのではなく、むしろ、さまざまな商品やメディアが作り出すイメージに取り囲まれた我々の現実そのもののことを指しているのだが。 

内容の構成は非常に複雑である。 核心にたどり着いているようで、実はその周りをぐるぐる回っているような気にさせられる。 深い理解を求めるならば、当然のごとく何度も精読することが求められるだろう。 

このレビューは参考になりましたか?
5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
非常に難しい本でした。難解でかなりのストレスを必要としました。

言わんとしていることが何かについて、正確に答えられているかわかりませんが、私が思うに、超現実・超類似性という無意味・無価値な存在が、現実・実在を払拭し、自虐行為を連鎖・爆発させ、自殺・自滅させるということでしょう。

自己相似によって規格化された全体は、それ以上であって、それ以下という自己矛盾に陥りながらも、オリジナルを抹殺し、最後は自滅する。こういうことのように私は理解しました。

後半にその例えとして無価値で機能不全に陥っている大学の亡霊のジレンマを語っていますが、まさにそれがそうだと思います。

難しい本ですが、我々の核心に迫る名著であることに疑いはありません。私はお勧めしたい!
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