どっちかというと出てくる男の子の可愛さやシオさんはじめ女の子たちのかっこよさを絵的に楽しむための作品です。
それだけでも買う価値はあるかもしれません。自分もそれで買いました。
筋の方は最初の設定だけであとは成り行き任せのノープランなんじゃないでしょうか。
モーニングの連載ページの最後によく「シープは一体どうなってしまうのか?」っていうつなぎの文句がありますが、作者自身もそう思ってたりして・・
例えば、ガイの行動なんか男から見てもかなり不可解ですよね。
ランが20そこそこなのに異常に抑制的で大人っぽすぎるところや、シオさんの元ダンナの意味不明な立ち去り方とその後のスタンス、生真面目で自分の夢にガンコなはずのマシュが簡単にプロデューサーとデキちゃったところとか、まあときどき中年女性の妄想のような展開があるところはいいとしても、いろいろキャラづけや話の作り方に甘さを感じます。
と同時にランなんかはキャラづけが極端すぎるのかもしれません。
そのために矛盾や混乱が話全体を覆ってきているような気がします。
単行本になってセリフなんかが結構変わっているのもそのせいなんじゃないでしょうか。
スピリッツのバンビーノと並んで迷走中のシマシマですが、それだけにどこへ行くのか見守りたくもなります。