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25 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
題名は大仰ですが,
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レビュー対象商品: シビル・ガン 楽園をください [DVD] (DVD)
劇場公開時の題名は「楽園をください」だけだった。ある批評になぜこの題がついたのかわからないとあった。それが原因なのだろうか、DVD発売時には「シビル・ガン」と改題されていた。B級で目新しさを狙っているような題だ。 はっきりいってそぐわない。 丹念な作品なのだ。 主人公の正しくも悪くもない、あるいはそのような絶対的な価値観をもてずにいる、中途半端な人間だ。彼らを丹念に描くことで、正邪を単純に主張するより、矛盾した世界で生きることがいかに不安定であり困難で、だからこそ素晴らしいかを、語っている。 静かだが、好感の持てる作品だ。
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
静かな感動,
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レビュー対象商品: シビル・ガン 楽園をください [DVD] (DVD)
久しぶりに映画らしい映画を見たという後味にひたれた作品だ。アン・リーの作品を見るのは初めてだったが、非常にオーソドックスであり ながら丁寧に作り込まれている印象。 また、登場人物の内面描写も繊細で若手俳優達が生き生きとスクリーンの中を動き回っている。男達が繰り広げる殺伐とした戦いの中で紅一点の美しいヒロインを演じたジュエルも映画初出演とは思えない存在感を発揮している。 この映画で描かれるアメリカ中部の美しい自然ももう一つの主役と言える。むなしい殺戮がその美しい舞台で描かれるがこそ、そのむなしなさや切なさがなお一層強烈に印象付けられている。アン・リーは台湾出身の監督であるため「南北戦争」を描くことに外部から様々な障害があったそうだが、そうしたものを一掃する作品の出来になっていると言える。
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ジュエル・キルシャーに注目!,
By qmg (九州) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: シビル・ガン 楽園をください [DVD] (DVD)
この映画のベースは(広い意味で)ラブストーリーであり、内戦という重い現実に翻弄される人々の苦悩を描いた物語である。主戦場から遠くはなれ、略奪や焼き討ちといったゲリラ戦という汚い仕事を、愛国心や郷土心にかられて、率先して取り組んでいく若者たちの姿には、現代の盲目的愛国心が幅を利かせるアメリカの状況と照らし合わせても、考えさせるものがある。 こういった重い調子で映画は進み、延々と無意味な殺戮が繰り返されるが、最初に言ったように、この物語はラブストーリーであるから、このままでは終わらない。 このへんが憎い演出だ。悲劇のなかでみつけた幸福は何倍も大きく感じられるというわけである。
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