内容(「BOOK」データベースより)
「われはシバの女王なり」。黄色いシーツを体に巻きつけ、瞼に派手なアイラインを引き、お姫さま遊びのティアラでとび色の長い髪をまとめた母が、厳粛な面持ちでこちらを見つめている…。ウィスコンシン州の湖のほとりで、少年のように育った3人の娘たち。幼い頃から母親が躁うつ病を患い、自分にシバの女王やマリー・アントワネットのようなパワーがあると妄想し始めた。離婚、再婚、被害妄想、自暴自棄、交通事故に訴訟、と、これまで愛を与えてくれたはずの母親の暴走が続く。これは、ジャーナリストでもある著者、ジャッキ・ライデンの身におこった本当の話。本書を書きながら彼女は、その物語の力と意味を解読しようと試みる。悲しくも陽気で、人の心を深く揺り動かす母娘の物語。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ライデン,ジャッキ
ワシントンDCおよびブルックリン在住。一九七九年非営利ラジオ局の全米ネットワーク、ナショナル・パブリック・ラジオ(NPR)入社。ニュース番組のホストおよび特派員を務める。九〇~九一年にはイラク特派員として湾岸戦争をレポート。二〇〇一年9月11日の米国同時多発テロ事件当日は、ブルックリンの自宅におり、NPRレポーターとして最初に事件を伝えた。アルフレッド・デュポン―コロンビア大学賞ほか受賞
宮家 あゆみ
神奈川県鎌倉市出身。ニューヨーク在住。ニューヨーク大学大学院・舞台芸術経営学修士課程を卒業。翻訳者、ライター。「アメリカン・ブックジャム」副編集長
熊丸 三枝子
九州大学理学部卒。ユニカレッジで翻訳を学ぶ。雑誌等に訳文を寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)