クリス・ミン・ドーキーは1969年生まれ。父がベトナム人、母がデンマーク人で、兄はヨーロッパジャズトリオで今注目されているニルス・ラン・ドーキーである。卓越した技術と男が見ても「スマートでカッコイイ」ルックスから母国デンマークでは高い人気。日本では坂本龍一のベーシストとして注目された。"Merry Christmas Mr.Lawrence"が収録されているのも頷ける。(戦場のメリークリスマスは坂本龍一が音楽担当)
さてこのアルバム、クリスの好きな映画とTV音楽のコレクションだが、3人のピアニストの競演に注目。私のご贔屓ジョーイ・カルデラッツォ(189)、ラリー・ゴールディングズ(235)、小曽根真(46710)。いずれも熱演、豪華な顔ぶれに驚く。ジャズピアノファン垂涎の1枚であろう。1曲目の「ジェームスボンド」から一気に引き込まれる。
私は14の鋭い演奏が好きだが、2(トゥーツ・シールマンのハーモニカ)、7(クリスのオリジナル)の静かな展開にも心引かれる。音楽ファン・映画ファン必携として強く推薦する。
このCDを買って以来、「minh」「ドーキーブラザーズ」等4枚もコレクションに加えてしまいました。