『シニフィアン シニフィエ』の志賀勝栄氏のスイーツブレッドの本。
オリジナルのパンを作りたい、プロの作り方を知りたい、志賀さんのこだわりを知りたい人向き。
レシピはすべてインスタントドライイーストに変換されているものの、
ただ簡単に、パッと配合をまねて作れるレシピではない。
だからこそ、氏がおっしゃるように自分でどう工夫するのがパンづくりの一番の上達に
つながるのだと思います。
材料を加えるタイミングや意味、生地の変化がよくわかる写真と一緒にレシピが紹介されています。
例えば、牛乳を数度に分けて加えるのはどうしてか、どう使うのかといったことが
レシピの間に、どうしてこうするとよいのかや注意点などが書かれています。
材料などは、お店にメールで問い合わせて購入が可能のよう。
まずは、まだまだ未熟者なので、3時間でできるバゲット生地の老麺づくりからトライしてみました。
微量イーストの上、加水量も多い。
粉も違えば、水分量もかわる。イーストの量がかわれば、発酵時間もかわる。
素材によって、季節によって、パンを作る環境によって大きく違うのは当たり前。
発酵と腐敗は、紙一重なのだから。
頭をクリアにして通常の製パン技術だけに固執せず、素直な気持ちで読んでみました。
志賀勝栄氏の考え方や、氏ならではのおいしさの秘密が垣間見れる本でした。