この映像は、新譜のプロモでNYの街をトラックで駆け抜けた日の終着地点でのライヴ。ラジオで聴いた話では、U2は「アッパーウエストサイドのコロンビア大学の前にいきなり現れ、トラックでそのまま全開にさせて、後ろの荷台で音を鳴らしながら、そこから歌を歌いながら街を突っ切っていった」そうだ。タイムズスクエアを通って、勿論交通渋滞を巻き起こしていたが「珍しくNYの人たちはU2だからということで何も怒らなかった」とのこと。やがてラジオやWEBで、これは最後にはシークレットギグが待っているんじゃないかと大きな話題になり、ギグ1時間くらい前に公式サイトに告知され、結局辿り着いたのがマンハッタンから橋を渡ったブルックリン側。ちょうど街が暗くなった辺りにトラックが着き、NYの夜景をバックに45分間程演奏したという。
さて「COBL」。BONO曰く「U2がバンドとして初めてNYに来て、俺たちいったい大きなバンドになれるのかなー、なんて思ってたことを思い出しながらつくりました」とのこと。他方エッジはこの日、「NYってのは自分たちのホームタウンみたいな感じがするな」といっていたそう。NY市民にとってU2というのは、テロがあった直後、偶然にもマディソン・スクエアガーデンでライヴを行い、そこであの“垂れ幕”のパフォーマンスで、多くは語らずとも大きく市民の肩を支えたバンドであり、強い絆で結ばれたバンドであるようだ。その時聴衆は皆、涙ボロボロだしながら見たのだという。そういう繋がりから、「まあバンドにとってもNYの人たちにとっても、このアルバムのスタートがNYってのは、なんか、あのー、つじつまがあうというか、いい話だなあというか、大変盛り上がりました。」と、ラジオのレポーターは述べていた。ちなみにこの日のことは「めざましTV」でもやっていたような。
このDVD、唯一残念なのは字幕なしで歌詞カードに転載された点。