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何かの雑誌のインタビューで冨田氏自身がこう答えていたが、このCDでは僅か3秒の間に、次々と楽しいことや驚きがやってくる。
それは、コード展開であったり、リズム・アレンジであったり、ベース・ラインであったり、楽器の音色であったり、エンディングと次の曲のオープニングの関係だったり、仕掛けは様々で、何度聴いても厭きることがない。
ゲスト・ヴォーカリストたちの適役ぶりにまず耳を惹かれるが、このCDの主役は、曲自体の良さとその味を何倍にもしているバック・トラックの仕掛け・技である。
そして、職人でありながら細部にのみ意味を込めるのではなく、アルバム全体として一体のコンセプト・アルバムのように聴かせてもいる。
ディティールの作り込みと、大きなストーリー、大物や個性派(これは冨田氏自身のヴォーカルか:笑)役者の適材適所への活用、まるで優れた映画を観るような名盤だと思う。
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