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シック・マザー 心を病んだ母親とその子どもたち (筑摩選書)
 
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シック・マザー 心を病んだ母親とその子どもたち (筑摩選書) [単行本]

岡田 尊司
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,785 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容説明

子どもの心や発達の問題とみなされる事象の背後に、母親の病が隠されていた! 精神医学の立場から「機能不全に陥った母とその子」の現実を検証、克服の道を探る。

内容(「BOOK」データベースより)

子どもの心や行動、発達の問題とみなされる状態の背後に、母親の病が隠されていた!うつや不安障害、パーソナリティ障害や依存症など、近年増加する子育て世代の心の病。不安定な親に育てられる子どもたちは、どのような精神状態にあるのか。発達や人格形成に影響はないのか。どうすれば乗り越えられるのか。これまで見過ごされがちだった「機能不全に陥った母親とその子どもたち」の現実を検証、克服の道を探る。

登録情報

  • 単行本: 316ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2011/6/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4480015213
  • ISBN-13: 978-4480015211
  • 発売日: 2011/6/15
  • 商品の寸法: 18.6 x 13.2 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
はてしなく重く、濃い内容ですが、読み終えて、言葉にならないような感動を覚えました。個人的にシックマザー体験のある人は無論、激しく心を揺さぶられるに違いありませんが、私のような第三者的な立場で読んでも、知的にも感情的に揺さぶられました。非常に重要な問題を提起した一冊だということは間違いありません。多くの具体的ケースに圧倒される思いになりました。シックマザーの問題を子どもの側、母親の側、家族の側と立体的にとらえ、決して母親の問題、子どもの問題では解決しない問題であることも明らかにしています。克服についても、著者の経験から得たエッセンスが述べられてあり、参考になりました。
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マタニティーブルーという言葉を耳にしたことがある。しかし、それはすぐに回復するものだと、いわゆる鬱病とは異なるものだと、思い込んでいた。
ところが、もともと心に何らかの理由で脆弱さを抱えた女性が、お産を機会に鬱病を発症すると治らないまま悪化させ、そのことが子育てに甚大な影響を及ぼし、子供までが鬱状態に陥る可能性が高い、という深刻な問題を本書は明らかにしている。
このことは、社会が本格的に母親を支援しないと、とんでもないことになる(もうなっている)ということだろう。なぜなら、世代間に連鎖していくという背景があるため、子供たちの非行やひきこもりといった「社会」問題を、個人の性格の問題として片付けることはできないからだ。
逃げ場のない核家族という状況を、なにかしら共同体の中に位置づけていく工夫を真剣に考えなければならない時に来ている、と痛切に感じた。
本書の洞察は、著者が一番書きたかったことなのではないだろうか。
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