コニー・スチーブンスは女優だけれど、元々は歌手になりたかった人で、その辺が彼女がレコマニアの間でも特別視されていた理由だろう。というのも、キュートな声質でいながら、歌詞のしっかりとした発音、メロディー節回しの上手さはジャズ・ボーカルファンも納得の実力派だからだ。
本作は、1960年発表のワーナー第二弾で、M1の「シックスティーン・リーズンズ」のシングルは100万枚を超える大ヒットとなった。そんな彼女の代表作であるのだが、M2、M5、M8などのゆったりとしたメロディーの曲について、特にドリーミーな歌声が映えていて素晴らしい。この3曲を続けて聴くと、本当に幸せな気分になれる。
最後に、音質はリマスター具合が、かなり良く、普通のCDのボリュームより少し抑えて聴いても充分に良い。