ヴァチカンにあるシティーナ礼拝堂には、ミケランジェロの描いた壁画がある。彼の絵が全カラーで紹介されており、その絵画に関する説明が記されている。画家自身についても紹介されており、画家と彼の有名な絵について知りたい人にはお薦め。私は実際にシスティーナ礼拝堂で壁画を見学したが、あまりに数多い作品群に、ガイドの説明を聞きながら眺めて行ったにすぎなかった。この本を手に再度、ゆっくりと壁画についてより深く知ることになった。当時では宗教画が主流であったが、本書は、壁画に描かれている旧約聖書等の説明がされており、大変わかりやすい。また、著者は、日本テレビがパトロンとなったシスティーナ礼拝堂の壁画修復にも参加しており、その当時のことも写真入りで記載されているので興味深い。最後にはローマ案内(お薦めレストラン含む)、ミケランジェロに関する書籍・映画紹介のページもあるので、ガイドブックとしても使える。