いよいよ出ますか。
監督はブライアン・デ・パルマ。1973年の作品です。
<ストーリー>
シャム双生児のダニエルとドミニク(マーゴット・キダー。もちろん二役)と言う姉妹がいました。
二人は文字通りの一心同体…のように見えましたが、実はその性格はまったくの正反対でした。
ダニエルが天使のような性格であるならばドミニクの性格は悪魔のそれ。
ダニエルは自分たちのドクターと恋に落ちますが、シャム双生児ゆえに常にドミニクもその場に一緒にいることになります。ドミニクはダニエルの恋愛が面白くはありません。ダニエルもそうだったのでしょう。ドクターはついにドミニクとダニエルの切り離し手術を行います。しかし、その手術の結果、ドミニクは死んでしまいました。
ようやく一人の体になったダニエルは恋人と幸せに…なるはずだったのですが、なんと死んだドミニクの人格がダニエルに表れ始めたのです。ダニエルがドクターとデートを重ね、いざ愛し合おうという時になると、ダニエルにドミニクが表出し凶暴になるのでした。そしてドミニクであるダニエルはついには殺人を犯し・・・
これを読んでいる皆さんはきっと混乱しているでしょう。ダニエルとドミニクのどっちがどうなんだ?一体どういう話なんだ?…
観客を幻惑し続けるストーリーと映像。ラストシーンを観て狐につままれた様な感覚で映画は幕を閉じます。それがなんともいえない余韻となって、頭の中でこだまし続けます。「あの後どうなる?どうなった?!」今一度この映画を観て、じっくりと研究してみたいものです。
デ・パルマは後味の悪い映画を撮りますが、この映画はその筆頭に挙げられるでしょう。一見の価値ありです。(@_@)