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22 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
もう一つの"龍",
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レビュー対象商品: シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス) (コミック)
岩本虎眼という星が落ちた掛川の地に吹くは秋風か、寒風か?否。断じて否。 復讐という名の血を滾らせる熱風が、静かに、しかし強く吹き始めている。 虎眼の死、というドラマティックな結末を迎えた前巻。 今巻は次の山場である「藤木vs伊良子」へのヒキと言って良い流れなのですが そこはシグルイ。 幼少の藤木、入門当初の藤木、虎子の間修業時代の藤木と 畳みかけるように読者へ藤木源之介という人間像を叩きつけてきます。 伊良子と並び「双竜」と称された彼の強さが際立ち、 否が応でも決戦への期待が高まります。
35 人中、31人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
運命は静かに時を待つ,
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レビュー対象商品: シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス) (コミック)
虎眼という巨星が墜ちた六巻に続いてのこの七巻。過剰な暴力は今まで通りですが、回想場面が多く今までとはやや違った赴きがあります。 藤木源之助という男の「実直」がどのように培われ、そしてそれを伊良子清玄がどう曲解してしまったか。いわば悲劇の根本が明らかになります。 意外にも、この対峙する青年二人の憎悪は描かれてきませんでした。伊良子の憎悪は虎眼流全体に向かっていたとも思えました。 伊良子自身も忘れていた「棘」の正体、そして悪鬼の如き伊良子も赤誠にほだされかけていた頃があったという過去。 もしかしたら藤木と伊良子は肩を並べたまま歩めたかもしれない。そしてそうであれば死なずにすんでいた者も多かったことでしょう。 まさしくたったひとつのズレが悲劇につながる「武士道」です。 虎眼という巨星を失い、いよいよ始まる双龍の対決。 真意の伺えぬ三重を間に挟み、静かな緊張感が漂っています。 六巻の「動」の恐怖に対して「静」の緊張感が漂う七巻。今後も目が離せません。
19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
仇討ちへの序奏,
By Jeena "KM" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: シグルイ 7 (チャンピオンREDコミックス) (コミック)
世間を揺るがしているサムライ漫画の新刊。“掛川の虎”虎眼が清源に討たれた直後から話は始まる。 お家の危機に陥る岩本家・虎眼流の静かなる仇討ちへの決意、 復讐を遂げたはずの清源の心に刺さる小さな刺(とげ)……。 前巻までの酸鼻な展開とは打って変わって、 互いの陣営の胸の奥にチラチラと燃ゆる小さな焔は 背筋に冷たいものを覚える描写となっている。 大いなる嵐の前を感じさせる、眈々とした静かな描写、 こういったタメが出来るのも実力のうちです。
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