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5つ星のうち 5.0
夢にでそうな怪しいキノコ,
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レビュー対象商品: シオドアとものいうきのこ (単行本)
30年以上も前に出版されていた作品の新装版です。なので知ってる人も多いでしょうけど、ボクはつい最近出会いました。今よんでも、というか 今だからこそ、かえって新鮮で意味深く感じられる内容でした。 というのは、ウソをつくことを皮肉ったテーマになっているので。 仲間よりも自分がすぐれているところをみせたいがために、 ネズミのシオドアは、キノコの言葉がわかるとウソをつく。 彼は偶然発見した青い傘のキノコが発する怪しげな音を言葉にみたて 「全ての動物の中でネズミが一番偉い」という意味だと通訳するのです。 仲間のトカゲやカメやカエルは素直に信じて、シオドアは王様のごとく 奉られてしまう。が、あとで真実が発覚して・・・ 色紙をつかったコラージュ風の画面はいかにもレオ・レオニ! デザイン的な処理の中にも人間味が感じられます。 今の作家なら同じようなものをCGで作っちゃうんでしょうけどね。 特に印象的なのが、青い傘をもって「クィルプ」とだけ発するキノコ。 困ったことに、原爆のキノコ雲や飛散する原発情報を連想してしまう。 普通によめば、教訓をこめた楽しい絵本なんですが。 ああっ、絵本の見方まで震災の影響をうけてしまっているぅ。
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