- 【新版はこちら】『新編 シアーズ博士夫妻のベビーブック』
出産から新生児に関する部分では、いいお産、安全なお産をするためのアドバイスに始まり、医師の選び方、新生児を迎え入れるために必要なグッズのリスト、授乳やベビーマッサージの方法などが紹介されている。授乳に関しては「母乳かミルクか」という古典的命題から、正しい吸いつきを促す方法、授乳ポジション、手による搾乳の方法までイラスト入りでかなり詳しく説明されている。もちろん、母乳の出ない人のために、粉ミルクの選び方や哺乳びんの消毒の方法についても解説している。
6か月から1歳の子どもを持つ親にとっては、栄養学の知識をふまえて書かれた離乳食の与え方の部分が参考になるだろう。赤ちゃんに好まれる食べ物やヘルシーな食事の作り方、食事の与え方など、離乳時期のあらゆる疑問に答えている。また、この時期の悩みである子どもの寝かしつけ方、夜泣きを防ぐ方法なども紙数を割いて詳しく説明されており、重宝する。
1歳から2歳の子どもを持つ親には、子どもの歩行能力やおもちゃ遊び、言語の発達などについて解説した22章以降が役に立つ。発育の目安も表で示されているので参考になる。また、気になる病気に関しても、巻末に各病気の諸症状と対応方法を記している。これから出産を迎える夫婦や子育て中の夫婦にぜひおすすめしたい良書である。(土井英司)
本書には安全な出産、赤ちゃんの寝かしつけ方、「適切な脂肪」を摂取させるためのアドバイスが掲載されている。さらに、心配な幼児期の健康状態、主な子どもの発育段階、問題行動にも思える幼児期の典型的な行動に関しても触れている。親としての自らの子育て経験を本書のなかに盛り込み紹介している執筆陣は、大いに信頼のできる専門家なのだ。
Copyright 2003 Reed Business Information, Inc.
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最も参考になったカスタマーレビュー
84 人中、84人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
赤ちゃんの育児書としては最高,
By いんど象2 (海外) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: シアーズ博士夫妻のベビーブック (単行本)
私には二人の子供がいますが、下の子をこの本を参考にして育てました。上の子の時は、地域の保健所の栄養指導や、日本の子育て本、ジジババの意見などに翻弄され続けました。 ・授乳時間は3時おき、4時間おきなど決める。 泣いたら夜にだって寝オッパイしてもいいんじゃないか。欲しかったら何時でも母乳をあげてもいいのではないか。食べなかったら後で食べさせてはいけないのか。子供を泣かせてまで3度3度手作りで3品も4品も食事を用意する必要があるのか・・・。 そう思っても、自分の考えを試してみる勇気もないまま、しなければならない決まりごとにがんじがらめに縛られて、それをこなすのに精一杯で、育児がまるでノルマのように辛くて辛くて仕方ありませんでした。
62 人中、62人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日本の読者には,
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レビュー対象商品: シアーズ博士夫妻のベビーブック (単行本)
いい本です。著者のパワーと前向きな精神は賞賛に値しますし、よくぞここまで、というくらいさまざまな知識を与えてくれます。ちょっと大きくなった子との遊びのネタも楽しい。が、異文化のなかで書かれたものだということは念頭において読んだほうがいいでしょう。知人のアメリカ人男性は「親が子どもと一緒の部屋で寝たりしているから、日本の男はみんなマザコンになるんだ」と言っていました。つまり、大人の生活を大切にし、アカンボが泣いても別室で寝かせるのが一般的な国で「アタッチメント・ペアレンティング」を提唱することは大きな意味があり、新鮮なことですが、ここはもともと母と子の「ふれあい」を強調する日本。新米ママが、泣きやまないアカンボに途方にくれ「アタッチメントが足りないのでは」と自分を責める必要は、たぶんないでしょう。むしろ「ペアレンティング」、母親だけでなく両親として書かれていること、またシングルの場合などでも一人で抱え込まないで、というメッセージを受けとめたいものです。 出産準備品や離乳食についても、アメリカではこうなんだ、と参考にするのがいいと思います。頭でっかちの育児より人類の伝統的な育児を見直そうという著者ですから、生活文化のちがうところで、そっくりマネをされるのは本意ではないでしょう。(やっぱり首がすわるまでは、カブリより前あわせのキモノ式肌着が便利!) 子育ての経験がある、またはお母さんなど育児の先輩がいる場合は、この本はとても面白いと思います。産後すぐ新米両親だけで子育てに向かう場合は、本でも雑誌でも日本の書き手によるものとの併読がいいかもしれません。 ところで育児書というと、育児に直面する母親が読むものと思われていますが、男性にも読んでもらいたい。こういう知識は年齢性別とわず必要だし面白いのに、どうして教育のなかで扱われないのかなあ、と子を持ってみて思う私。あと、養子でも母乳育児ができる、という著者の経験談にはびっくり。育児のフロンティア・スピリット。
25 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
納得のいく学術書寄りの育児書,
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レビュー対象商品: シアーズ博士夫妻のベビーブック (単行本)
育児書の多くは、新しくお母さんになる読者に対して、まるで子供に説明するかのような甘い口調だったり、根拠の伴わない曖昧な点が多い。まるで読者自身が子供かのように「母乳は赤ちゃんにもお母さんにもいいんですよ」と書かれていてる育児書を盲目的に崇拝するお母さんもいらっしゃるのではないか。数ある育児書の中でシアーズ博士のこの一冊は、医学的根拠をもとに、「なぜ」いいのか、という点が非常に丁寧に説明されているので、本当に納得がいく。また、「自分の子供にはやめよう」という選択肢も理由がわかればでてくるだろう。そういう意味では、お母さんがよりお医者さんと対等な立場で話ができるようになる、納得の一冊である。困った事や、うろたえたときに、マニュアル通りにするのではなく、是非この一冊を読んで「なぜ」そうなるのかを、自分で考えて欲しい。
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