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シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録 [DVD]
 
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シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録 [DVD]

唐十郎, 鳥山昌克, 大島新 DVD
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登録情報

  • 出演: 唐十郎, 鳥山昌克, 久保井研, 辻孝彦, 稲荷卓央
  • 監督: 大島新
  • 形式: Color
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: 株式会社いまじん
  • DVD発売日: 2008/09/27
  • 時間: 102 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B001FADK56
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 78,061位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

2007年度 第17回 日本映画批評家大賞 ドキュメンタリー作品賞受賞作品

唐十郎アトリエ。
高円寺純情商店街を抜け、15分ほど歩いた
中野区大和町の住宅地の一角に、その場所はある。
90年代以降、プロデュース公演が主流となった演劇界で、 いまでは存在自体が珍しくなった「小劇団」の稽古場だ。

2006年11月。 「劇団唐組」の座長である唐十郎は、二階の書斎に篭っていた。 向かいにある自宅から、身ひとつでやってくるのは朝6時。春の公演に向けた戯曲を執筆しているのだ。 表紙には「行商人ネモ」のタイトル。 A4サイズのノートにびっしりと、蟻が這ったような小さな文字で書かれた戯曲が 劇団員たちに配られたとき、唐組の芝居作りが始まる。

14人の劇団員たちは、全員が俳優でありながら、制作・美術・照明・音響など、舞台製作に関わるすべての仕事をこなす。 さらに、宴会や普段の生活でも座長の様々な要求に応えなければならない。新年会、新人オーディション、「行商人ネモ」の40日に渡る稽古、 寝る間を惜しんでのセット作り、大阪での旅公演、紅テント設営と合宿生活・・・ひとつの芝居が出来上がっていく過程を、しつこいほど丹念に追った撮影テープは180時間。カメラは、唐と劇団員たちの凄まじいとしか言いようのない芝居への情熱をとらえた。

出演者について

唐十郎(からじゅうろう)
劇作家・演出家・俳優。1940年生まれ。
1964年、劇団「状況劇場」を率い劇作家デビュー。70年代にかけて大ブームが起きる。状況劇場出身の主な俳優は、李麗仙、麿赤児、根津甚八、小林薫、佐野史郎ら。
1970年「少女仮面」で第15回岸田國士戯曲賞受賞。作家としても活躍し、1983年「佐川君からの手紙」で第88回芥川賞受賞。1988年、状況劇場を解散、劇団唐組を設立。2004年「泥人魚」で第38回紀伊國屋演劇賞・第7回鶴屋南北戯曲賞・第55回読売文学賞を受賞。2006年、読売演劇大賞芸術栄誉賞受賞。

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・・・酒に酔い劇団員を「へたくそ!」と罵倒した直後、「こうやって仲良くなるんだ」と微笑む唐と頭を抱える真摯な劇団員・稲荷、その稲荷を庇う心優しい先輩劇団員・鳥山・・・・
 見ていて感じる不快さは動物の調教師のような唐の表情にあるが、 何処までが芝居か現実か、と最後の唐の台詞?「それにしても自分を演じるのは難儀だ」といくら韜晦趣味を気取ってもドキュメンタリーは見事にその構造をひっぺがし光を当てた。これは大島新監督の見事な手腕だ。ここには大芸術家であろうとも天才であろうとも、ただ幸せな老後を送る一人の演劇人の姿がある。 親子以上に年の離れた若い才能ある劇団員を古希迎えた劇作家・演出家が自在に操れる事の至福! 唐の天才を些かも否定するものではないが、映画はそこに横たわる一種の欺瞞を見事に可視化する。
苦しいバイト生活との両立、若い劇団員に経済的な保障は一切なく、唐は自分の奇矯なカリスマ性のみで周囲を引っ張って行く。練習をも兼ねた厳しい合宿の筈なのに自分だけ公私混同して家族を合宿先(山中湖)に連れて来る一方で、経済状況の苦しい劇団員は家族すら持つことができない。 年収が15万に増えたと喜ぶ劇団員、唐十郎のムチャなキレ方や横暴に耐え、見事な舞台が生まれる奇跡。ドキュメンタリーの本道は対象を神格化することではないし、この映画は唐の天才を活写することに主眼を置いてはいない。この映画の主人公は唐十郎ではなく、 唐を愛し行動を共にしその横暴さ奇矯さに耐え奇跡的な舞台を顕在化させる殉教者のような劇団員達だ。
このドキュメンタリーは一級品だ。若干つっこみ足りない部分も散見はするが、素材の選択、見事な着眼点をも含め、大島新の今後に大いに期待する。
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By Kankosui VINE™ メンバー
 唐十郎の偉大なる「異形さ」はすでに「常識」になっていることと思います。この映像で個人的に印象に残ったのは、劇団唐組のメンバーたちの劇団での「日常」です。
 このような集団が今の日本に存在するということの「奇跡」を感じます。自宅と会社を往復するだけの自分ですが、もし隣人が唐組のメンバーだったら、と考えると平凡な日々が少し楽しくも怖ろしくもなる気がします。
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