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6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
親として生きるとは,
By kumin (熊本市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ザ・ロード (ハードカバー)
終末に向かう世界で南をめざし,絶望的な旅をする父と子の物語である.つじつまが合わなかったり,都合が好かったりと ストーリーに突っ込むのはこの小説の場合,的を射てるとは言えない. 極端な場面設定だからこそ, 状況に左右されずに 親の子どもを愛する気持ちを 心のままの言葉と究極の行動で表すことができたのだ. どんな時代やどんな場所においても, 子どもを食べさせ,寝かせ,体を洗ってやり 安定して愛してやるのが,親となった者の生きる意味である. 最後の1ページはすべての子どもを愛する親へのご褒美だろう.
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
幼子を持つ親なら,
By カレー臭 (埼玉県南東部) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ザ・ロード (ハードカバー)
もし自分に子供がいなければ、既に世に出ている終末物のほうが断然優れていると評するでしょう。ところが、本作品に登場する少年に近い子供を持つ親としては、単純ですけど心を揺さぶられました。子供と動物は、ある程度としがいった人間には飛び道具ですねえ。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
先入観なしに,
By
レビュー対象商品: ザ・ロード (ハードカバー)
日本でも有名になった、マッカーシーの受賞作です。破滅した世界を進む、いわばロード・ノヴェルです。既に多くの作家によって 語り尽くされている内容ですが、流石マッカーシー。 確かに設定や話の展開が御都合主義なのはありますが、それ以上に この破壊され尽くした世界の描写、そして親子の関わりを 読んでいて寒気と哀しみ、そして涙が止まりません。 近年むやみに頁数が増大する小説が多い中、たった330頁で ここまでの話をまとめる力量に脱帽です。 是非、一気に読んでみてください。人間とは何なのでしょうか。
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