ロックで、ポップで、スポンテニアスで、ストレンジ。
大雑把にディアフーフを構成する主な要素を挙げると
この4点になると思います。
例えばReveilleはスポンテニアス
Apple O'はロック
Milk Manはポップ
緑のコズモはストレンジ
といった具合に、今までの作品群ではいずれかの要素が色濃く
反映される事が多かったように思いますが、
今作ではそれらの要素が実に絶妙なバランスで配置されています。
そういう意味では彼らの10年にも及ぶキャリアの深遠さが
見事結実した、集大成的な作品であると言えるでしょう。
特に3曲目から10曲目までの一連の流れは、
様々な賞賛の言葉を受けてきた彼らにあって、
今まで殆ど使われる事のなかった「王道」とか「風格」といった
言葉を使うに相応しい趣。見事。
ただ、ディアフーフの「格好イイけどなんか変」という
彼らの最大の魅力は今作でも際立ってます。
特に最終曲「Rrrrrrright」の「がががが・うんぱうんぱー」は
「ぱんだぱんだぱんだぱんだぱんだぱん、バンブー!」とか
「わんわんくんがわんわんくんがぽこぽこぽんぽんぽーん」とか
「ばにばにばにばにばにーばにー」とかに並ぶアホ歌詞ですね。最高。
2005年のUSインディを代表するばかりでなく
2005年という年に発表された理想的なロックミュージックとして
この後も語り続けられるべき名盤。