前作のアルバムを引っさげての「マジック・ツアー」は大成功したが、来日公演は実現しなかった。
非常に悔しい思いをしたのを今でも覚えている。
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1988年1月にはスタジオに再集結し、アルバムの制作を開始。
1989年5月に、約2年ぶりのアルバム『ザ・ミラクル』を発表。
このアルバムは最初からCDを買った。
とてもフレディの声も他のメンバーの演奏も素晴らしく。
今度こそ来日してくれ!と願った。
が、アルバムにともなうツアーについては、
フレディがあっさり否定している記事を読んだ。
記憶が間違っていなかったら次のようなものだった。
「もうレオタードを着て歌いたくないんだ」
別にレオタードじゃくてもええからフレディをナマで観たいわ!
と記事を読んで突っ込んだことを思い出す。
当時「フレディはHIVに感染しているのではないか」との噂があったが、
本人はこれを否定していた。
だがちょっと痩せすぎてるじゃないかと私も思っていた。
実際にはHIVに感染していることは1987年頃に判明していたらしいが、
それが本当だということはフレディの死の前日に彼の声明で知った。
だが、パワフルな彼のこのアルバムでのヴォーカルを聴くと
まさかHIVに感染しているとは思いもしなかった。
フレディはもちろんブライアン・メイのギター、
ジョン・ディーコンのベース、
ロジャー・テイラーのドラムもパワフルで、
初めて聴いた時、正直うれしかった。
しかもすべての曲がメンバー全員の共作とクレジットされていた。
これも記憶だが、確かブライアン・メイとロジャー・テイラーが
印税のことでもめていた記事を読んだ気がする。
その問題もクリアーにしてメンバー全員の共作とクレジットされていることに喜んだ。
このことにより、メンバーが手を抜くことなく、
1曲1曲を力いっぱい作り上げているのが伝わってくる。
『The Miracle』っていうアルバムタイトルで、
「The Miracle」でジミ・ヘンドリックスをミラクルと歌っているけど、
フレディ、あんたもミラクルだよ!
HIVに感染してこんな作品を残してくれて!
ありがとう!
今回のリマスター盤と比べたのは1989年のものだ。
やはり低音がよく聴こえる気がする。
ジョン・ディーコンのベースの音が心地よいし、
ロジャー・テイラーのドラムの音も迫力がある。
ディスク:2の3.4.5はシングルのB面だったようだ。
アルバムしか買ってなかったので、初めて聴いた。