シーズン2とシーズン3の間には911事件があったため、微妙に雰囲気が違うということは
製作者解説でも述べられていたことだが、全体的になんか重たくなったような気がしたの
は確か。ゴッドファーザーを意識したらしい最終話の最後のシーンなんかを見ると尚更そ
う感じた。
今回シーズン3のドラマのメインは、
・大統領の病歴詐称の対応
・再選準備と、そのために新たに加わったスタッフとの確執
・大統領選共和党候補であるリッチー知事登場
・クマーの国防大臣シャリーフが画策したテロとシャリーフ暗殺
後ろの二つが、911とブッシュを強く意識してるんだろうなぁという内容。
他に大きなポイントとしてはサムの吹き替えが変わったこと。シーズン1から比べると他の
キャラが立ってきた分、サムの出番は減ってきている。今回声が変わったことでサムがどん
どん普通の脇役っぽくなってしまった。
そんなシーズン3だが、一番好きなのが17話の「副大統領の条件」。
自分がアルコール依存症だと告白しにきたホインズに対し、彼を副大統領から降ろさない
理由をバートレットは4つの単語で書き表す。「Because I could die」思わず目頭が熱く
なってしまったシーンだ。
最後の巻には、911が起こったことでシーズン3開幕直前に放送された「イサクとイシュマ
エル」も収録(字幕のみ)されている。911事件によってアメリカ人が抱いた戸惑いや混乱と
いったものがよく出ていると思う。理想主義、偏狭さ、独善性、正義感、権力者意識、リベ
ラリズムといった要素が綯交ぜになっている、レオをはじめとするスタッフ達のセリフにも
注目。