ファシリテーションを題材としたユニークな小説の第二弾。前作に続いて組織の改革を中心話題に如何に組織を、人を、人心を変革して行くか、その為の要素・スキルとしてのファシリテーションの重要性を説いている。
前作同様に小気味良いストーリーで話が進展する中で、要所要所に誰でも使えるファシリテーションの技術、或いは組織の仲間として持っていると便利な「共通言語」を散りばめている。
日本の大企業が陥りがちな個別最適を如何に打破するか。その為にクロスファンクショナルな組織が有効と考えられるが、何故それが機能するのか、またそれを機能させる為に必要な要素は何か、そうした問いに答えを用意してくれる。
組織の改革仕事の大変さ、実行する責任の重さとそれを自覚し、実践することの喜びを垣間見せてくれる作品である。