共にオスカーを受賞したメリッサ・レオ(助演女優賞)とクリスチャン・ベイル(助演男優賞)の演技は流石に見応えがありました。
特にベイル氏はキワキワのカメレオンぶりで正直、かなり「ヤバい」。
デ・ニーロ氏の後継者はこの方で決定ですかね。
が、しかし私は途中からは完全に(主演である)マーク・ウォルバーグ視点で見ておりました。
結果をみれば完全に主演であるウォルバーグ氏(クレジットでは彼がトップ)が助演陣に喰われた格好なわけですが
本作、彼はプロデュースにも名を連ねており役者としてのギャラは返上して臨んだそう。
それどころかそもそも、ベイル氏をプロジェクトに招いたのも彼のアイデアだったそうです。
なんでも双方の娘さんたちが同じ小学校に通っている縁だそう(PTAのパパ友なのだ!)。
本作、実は結構な難産プロジェクトだったそうでウォルバーグ氏は2005年から撮影開始まで延々とトレーニングを続けていたらしい。
実は最近、
デート&ナイト [DVD]、”The Other Guys”(未公開)と立て続けにウォルバーグ氏の出演作を見たのだがこの2本は完全にコメディ。
デート・ナイトではゲスト扱いですが全編上半身ヌードで通しており、この時点で完全に体が出来上がっているのが良く分かりました。
”The Other…”の方はウィル・ファレルとコンビを組んだ「刑事もの」ですがこちらでは完全に肉体美は封印(バレエシーンはあり)。
ファレル氏のボケに振り回される地味な刑事役を意外なほど好演していて、妙に気にかかっていたのでした(早く公開を!)。
打って変わってシリアスな本作の彼を見ているとどうしても代表作「ブギー・ナイト」を想起してしまいます。
それはどちらもテーマが「家族」と、見てとれるからですね。
「役者」としては現時点では突出したものがあるとは見えませんが作品の選び方のセンスや強い人脈など「大物」の片鱗もチラホラ。
今後も注目しておきたい人物と言う気がします。