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23 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
未来のビートルズ研究の指針,
By ahab (日本) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド (ハードカバー)
パソコンによるデータ解析でミリ秒単位の領域まで踏み込み、213の全公式録音曲を詳細に解説した、驚異のビートルズ研究書。マーク・ルーイスンの本からだけでは絶対に知り得ない正確無比な初出情報が満載で、まさに驚きの連続。しかも図解によって当時のレコーディング方式をわかりやすく説明しており、果てはステレオ音像図/マルチトラックテープの内訳/使用楽器まで示されている。こんな本は今まで見たことがなかった。10年後、20年後になっても名著として語り継がれる本だろう。収録曲順について否定的なレビューがいくつか見られるが、録音順に並べられたことでレコーディング技術の進歩が段階的に確認でき、優れた選択と感じた。詳細な図や表も含め、私には内容が濃すぎて、CDを通して聴きながら読みこなせる程度の解説ではなかった。 現時点で肩を並べるものがない画期的な研究書なのは間違いないが、残念ながらごく一部に不確実な記述がある。数人の筆者間で意見が割れたところもあったそうだ。確実な物証がないものを推理して解明するのだから、ある程度は致し方ないだろう。特に使用楽器については疑問を感じる点もいくつかあるが、現段階での正誤より、間違いを恐れず今後進むべき新たな研究の道筋を示した姿勢を評価したい。
44 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
末永くつきあえる、サウンド解析を中心としたビートルズ大百科事典,
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レビュー対象商品: ザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド (ハードカバー)
パート1が約25頁で英米公式全作品の系譜をジャケ写真(もちろんカラー印刷)とともに紹介するビートルズ・ヒストリー概論。パート3が15頁で録音技術の基礎知識を解説し、60年代の基本的なレコーディング手順やデジタル化の歴史等に触れるとともに、本書の目玉であるパソコン解析の原理について述べる。パート2が公式録音全213曲徹底ガイド。213曲が録音日時順に登場する。1曲1頁が基本で、楽曲解説(誰が作曲したか、ビートルズ史での位置づけ、チャート順位等)、サウンド解析(演奏形態概説)、データ解析に基づく解説(主なバージョン違い・リマスター版モノの変更点・同ステレオの変更点等)、作業の意図を読み解く(解析データに基づく録音の特徴や疑問点抽出等)の項目等からなる。ア・デイ・イン・ザ・ライフのような重要曲は2頁、アイ・アム・ザ・ウォルラスは3頁を費やしている。 解説者の主観によって曲の優劣を述べることはなく、客観的なデータの記述に徹する姿勢が好ましい。音像配置図、トラック番号毎に録音した楽器を示したマルチトラック構成表、ヴァージンによる波形比較が関心を惹く。ビートルズ入門者からマニアまで満足できる本だ。カラフルで、随所にビートルズの写真も挿入され、本をパラパラめくっているだけでも楽しい。末永くつきあえる本になりそうだ。
27 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
技術指南書?,
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レビュー対象商品: ザ・ビートルズ全曲バイブル 公式録音全213曲完全ガイド (ハードカバー)
さすがにリマスタCDの完全対応と唱っているだけあって、なかなか内容は濃いものがある。もちろん、レコーディングに使用したメンバーの楽器や年代別のレコーダ 及び レコーディング技術、 リマスタCDとMONO音源との違いなど、非常に興味深い。 これは個人的に初めて目にしたものだが、ステレオバージョンのパンポットと云うか、音源の配置図が面白い。 右左に振れる音、振れない音の位置を聴きながらリマスタを確認・楽しみたいと思う。 各々の曲の解説はもとより、リマスタCD版への音の変更点(テイク)なども解説されており、これも興味深い。 完全ではないが、レコーディング技術的な指南書のような一面を持っており、当時のレコーディング環境での 「アイデア」も盛り込まれている。
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