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ザ・ビッグイヤー 世界最大のバードウォッチング競技会に挑む男と鳥の狂詩曲
 
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ザ・ビッグイヤー 世界最大のバードウォッチング競技会に挑む男と鳥の狂詩曲 [単行本]

マーク オブマシック , Mark Obmascik , 朝倉 和子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,415 通常配送無料 詳細
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ザ・ビッグイヤー 世界最大のバードウォッチング競技会に挑む男と鳥の狂詩曲 + The Big Year: A Tale of Man, Nature, and Fowl Obsession
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「ザ・ビッグイヤー」。それは、1年間に北米大陸で見つけた鳥の種類の多さを自己申告制で競う、アメリカ探鳥協会主催の記録会の名称である。仕事も家庭も棒にふり、1000万円以上注ぎ込み、40万キロ以上も飛び回って1年間も「鳥探し」をする競技者・バーダーたちの駆け引き、軋轢、結託、嫉妬―。男のロマン、バカバカしさ、業の深さを爽やかに描いた傑作ノンフィクション。

内容(「MARC」データベースより)

一年間に北米大陸で見つけた鳥の種類の多さを競う記録会「ザ・ビッグイヤー」。全てを投げ打ち大金をつぎ込んで鳥探しをする競技者・バーダー達の駆け引き…。男のロマンを爽やかに描くノンフィクション。スピルバーグ映画化。

登録情報

  • 単行本: 399ページ
  • 出版社: アスペクト (2004/5/25)
  • ISBN-10: 4757210396
  • ISBN-13: 978-4757210394
  • 発売日: 2004/5/25
  • 商品の寸法: 19 x 13.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
アメリカの1998年年間バードウォッチング競争のノンフィクション.
これはすごい.帯に「バカか?偉業か?」とあるがまさにそのまま

まずこの本の対象は米国のバードウォッチャー(正確にはバーダー,バードウォッチャーというとテニスシューズを履いた老婦人のイメージらしい)が繰り広げる名誉を賭けた年間バードカウント数(メキシコ国境より北のアメリカ・カナダの国土と海上320キロ以内限定)を競う競争,そしてその1998年の争いを繰り広げる3人の物語である.

何しろアメリカにはオーデュボン協会(日本でいうと日本野鳥の会)とは別にアメリカ探鳥協会というのがあって探鳥の種数をスポーツとして競うらしい.

そして一番盛り上がるのが年間の観察種数を争う競争(これをビッグイヤーと呼ぶ)らしいのだ.しかしその中身がとにかくすごい.何しろこの定められたアメリカカナダの領域で通常観察される鳥の種数は675種といわれているらしいが,この年の優勝者の種数は745種である.これはいわゆる希少種,迷鳥のたぐいを少なくとも70種も観察したということである.この数字だけでこれがどんなにすごいことかはバードウォッチング経験者にしかわからないかもしれないが,とにかくすごい.大体通常観察されるとされている鳥を大体カバーするのにどれだけ苦労することか.

やり方も半端ではない.まともなホテルも無いようなアッツ島でひたすら悪天候に耐えてユーラシアの希少種をカウントする.ヘリコプターで冬のロッキーに命がけでライチョウを見に行く.外洋航海ツアーで肝油を撒き散らして鳥をおびき寄せ,船尾で吐きながら「でた」という声に双眼鏡をつかんでは飛び出していく.当然費用もかかる.体力も必要.その1年間はかなりの事を犠牲にしないととても数はカウントできない.だから帯にあるような「バカか?偉業か?」ということなのだ.ノンフィクションとして3人の人間模様もよく書けている.

経験者には応えられない面白さである.目当ての鳥を春の渡りで逃すと蚊の大群のいる夏の繁殖地まで行かねばならないとか,とにかく希少種を稼ぐためには情報が入ったらどこまでも飛んでいくとか,うーんわかるわかる.読んでいるうちにアメリカに飛んでいって探鳥したくなる.
バードウォッチングの経験ある方には文句なしにお勧めです.

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形式:単行本
バードウォッチャーの間で話題のノンフィクション「The Big Year」を読み終わった。400頁の本だが、トゥイッチャーの端くれとしては、三人の主人公に共感しながら一気に読んでしまった。それにしても、一年間にアメリカ国内で見た鳥の種類を競う「The Big Year」という競技会で一位になるということの過酷さ、とても真似できるものではない。

年間数万ドルも使い、全米を飛行機で飛び、時にはヘリコプターまでチャーターしてまで鳥を見るというのは、普通の人には理解できないだろう。日本にくれば簡単に見ることのできる極東の鳥を見るために、夏でも雪の降るアリューシャン列島のアッツ島に5週間も滞在する人が沢山いるのだ。外洋の鳥を見るために5,000ドルのツアーが行われている。

それもアメリカの図鑑に載っていない100種以上の鳥を含めて、一年間に745種の鳥を見るということが、とんでもないことだということも、普通の人には判らないだろう。ノーマルなバードウォッチャーは、20年も鳥を観てもこの半分くらいしか見ることはできないだろう。珍しい鳥は、情報がある場所に行ったとしても、確実に見ることの保障はない。さらに、20年前に一度しか記録がない珍しい鳥を見ることは、もう不可能に近いことだ。

もう一つ一般人に理解できないのは、記録された鳥の種数は自己申告によるということだろう。嘘をついても誰も判らない。でもバードウォッチャーは嘘をついても意味がないことを知っている。だって、バードウォッチングは自己満足の趣味だからだ。

翻訳者の朝倉和子さんは、バードウォッチャーなのかどうか非常に気になった。バードウォッチャーでないとすれば、なかなかの翻訳者だ。

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形式:単行本
生き方も性格も違う3人の探鳥家が、「その年に米国内で一番多種類の鳥を見た男」の名誉を争う。
飛行機、遠洋航海、山登り、とあらゆる手段を使って。
東にあの鳥が吹き寄せられたと聞けば飛行機に飛び乗り、南にあの鳥が現れたと聞けばハイウェイを車でぶっとばす。そんな事が日々続く1年間。

竜巻みたいな求心力。
探鳥家たちの熱気にあてられて、自分も鳥を見に出かけてしまいそう。
翻訳がぎこちないのも、主題のおもしろさで充分カバーされています。

地図と鳥の画像がないのが残念。
航空地図と鳥の図鑑を手元に置いて読むことをおすすめします。

オーデュポンの見事な鳥の画像の、写真を模写したような立体感のなさ。
写真機のなかった時代なのに、と思ったら。
殺した鳥の体に針金を通し、樹の枝などに固定して、あの細密画を描いたそうです。
こんな裏話があちこちに。それを読むのもまた楽しい。

是非、映画化してほしい!

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