待ちに待った約3年半振りの新作。注目の新Voのマーク・ハドソンの実力だが、結果から言うと、この上無い程の適任者だと感じた。低音域では時折不安定に聞こえる様な気もするが、声のレンジの広さと豊かな表現力は前VoのZPより上の力を持っており、ドラゴンフォースのスタイルにも何の違和感も無く溶け込めている。よくこんな若き実力者を発掘出来たな!と感心する程バンドに+αをもたらしている。そして、もう一つの注目点は今作の楽曲の充実ぶりの凄まじさ!!コレはヤッパリ新Vo加入の+αが大きいと思うが、曲の展開が一曲ごとに非常に練り上げられているという印象が強い。スピードに頼らずメロディやフレーズの魅力での勝負に並々ならぬ決意で挑んでいると感じた。特にミドルテンポながらもパワフルな3曲目と美しいアコースティックバラードの10曲目は、その最たる証拠。勿論お馴染みの一発免停速度超過スタイルもオープニングの2曲でいきなり炸裂しているし、その他の曲でも曲展開の中で効果的にハイスピードプレイがビシビシ決まっていて素晴らしい♪未だ進化を続けようとするバンドの貪欲さとポテンシャルの高さをまざまざと証明している。なのに某B誌のレビューでは大して点数が高くないのが不思議だ…。でも個人的には、この新作はメタルの醍醐味を全て集約した様なアルバムだと思っている。と言うか、もしかしたら今作はとんでもない大傑作かもしれないぞぉぉぉ!!!!