闇の金融市場制覇を目論む巨大銀行とそれを捜査する元ロンドン警視庁(スコットランドヤード)現インターポール捜査官の息づまる
攻防、追跡を描くポリティカルサスペンス、主演はクライヴ・オーウェンにヒロインの検察官にナオミ・ワッツという豪華なタックだけでなく
随所にちりばめられた暗殺劇と捜査、そして美術館の銃撃戦は見所、とくに美術館での銃撃戦で追っていたはずの殺し屋と主人公が共闘して
黒幕の放った追っ手と戦う構図はとても印象的、主人公のオーウェンはトラウマと執念から徐々にフレンチコネクションのジーン・ハックマン
ばりの追跡者になっていく姿をあまり言葉にせず動作とアクション、オーラだけで旨く演じ、ナオミワッツもそんな主人公を気遣いながらも
一緒に追いかけるやり手な女検事をこれまた素晴らしく演じきっている。
そして物語の終盤、主人公が下す最後の決断とラストは一筋縄ではいかないような展開になっていてここで好き嫌いが分かれると思う。
しかしフレンチコネクションを見ても面白かったと思う人には飽きさせない映画だと思う。