商業主義の日本ではほととんど話題らしい話題にはならなかった映画ですが、内容はやはり素晴らしい。
日本ではまだまだ馴染めない社会悪に対する正義の闘争、それも人生を犠牲にされて命をかけた人権闘争。
決して真似のできる行為ではありませんが、私も正義がツブされようとしている時に立ち上がれる人間でありたいと思います。
デンゼル・ワシントンらしい作品です。マルコムXでも悲劇の黒人指導者を演じましたが、彼は社会で劣勢に立たされた立場にありながら、臆することなく自分が信じる正義を最後まで貫く役柄を演じる作品によく出演しています。彼のそんな作品が私は大好きです。
クリムゾン・タイド、フィラデルフィア、等々。
このハリケーンでワシントンは、アカデミー主演男優賞を獲得すると言われていましたが、結果はノミネートのみに終わり、翌年、トレーニング・デイという悪徳刑事役で見事黒人初のアカデミー主演男優賞を獲りました。
おすぎ曰く「アカデミー賞の選考委員は黒人のワシントンをハリケーンで獲らせてヒーローにはしたくなくて、悪役で獲らせて黒人のイメージを上げたくなかったのでは」いうコメントには、そうであってはならない選考だけど思わずそうだと頷きたくなりました。
まあ、この作品が素晴らしいことには間違いはありません。
まだまだ、納得できない色んな背景があるということですね。
長くてすいません