マリリン・マンソン(vo)トゥイギー・ラミレズ(g,b) アンディ・ジェロルド(b) クリス・バンナ(key) ジンジャー・フィッシュ(dr)
2009年7th。トゥイギーが復帰し、そして彼に押し出される形でティム・スコルドが脱退。
Marilyn Mansonの全アルバムの中では「Antichrist superstar」(1996)が個人的に最も思い入れがあるが、改めて1stから順に聴いていってみると、明らかに「Antichrist」だけ浮いている。
そう、あれから十数年経った今だからわかるが、「Antichrist」は突然変異の異色作。
なので、トゥイギーが戻ったからといってあの頃のマンソンさんを期待するのはやめといた方がいいかも。
それでも、この世の全ての銃乱射事件の英雄達に捧げた(多分)#5〜#7。この3曲の流れは見事だし、歌詞の面でも大いに共感する。#12 "We're from America" の皮肉と薄笑いに満ちた感じもいい。
#5 "Arma-Godd**n-Motherf**kin-Geddon" の語感も気に入っている。
前作「Eat me Drink me」の憂いのある世界観もあれはあれでよかったが、やはり社会のモラルや良識に疑問を投げかけ、挑発してこそのマリリン・マンソン。
さすがに「Antichrist〜」の頃のような破壊力には及ばず、どこか小奇麗にまとまってしまっている感は否めないが…。