外国の人から見た日本観、それも好意的な意見が多いので、「日本人で良かった」と思えます。日本人は「自分はちょっと変だから」という奇矯自慢(俺は他の人とは違うから)みたいなのも好きなので、「日本は変わってる」という言葉も褒め言葉として受け入れられる。そう考えると、日本でこの手の出版物が受け入れられるのは分かるけど、もし他の国で同じような書籍が出版されたらどういう反応が返ってくるのか、なんて事も考えてしまいます。
気になった点。この書籍および元ブログで取り上げている海外サイトが、親日本的な感覚の持ち主が集まるサイトだとしたら、それは「偏った意見」でしかありません。その場合、この書籍で扱われているのは、決して「海外の人の総意ではない」という事。そういった意味で、元サイトについての説明も必要だったんじゃないかと思います。投稿してる人がどんな傾向の人達なのか、など。
また、どちらかというとアメリカからの投稿に重きを置いている感があり、シニカルなイギリス人や、日本人に近いメンタリティを持っていると言われるドイツ人などの感覚は、あまり反映されていない気がします。アジアからの発言も少ないかな。たぶん、アメリカ人とは全く違う反応もあるはずなんですけどね。「警官からの聴取」みたいなテーマなら、本来、白人と有色人種とでは警官からの扱いが全く違うので、そういった部分は反映されてないなぁと思いました。
とは言え、ケチが多くなりましたが、単純に面白かったので、星5つです!
(が、イギリス人の彼氏を持つ女の子に勧めたところ、表紙を見ただけで拒絶反応を示されてしまいました)