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ザ・トヨタウェイ(下)
 
 

ザ・トヨタウェイ(下) [単行本]

ジェフリー・K・ライカー , 稲垣 公夫
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ジャストインタイム、カイゼン、一個流し生産、自働化、平準化などを駆使した製造力に連結純利益1兆円突破のトヨタの秘密がある。そこには、人の動機付けに対する深い洞察にもとづけ事業哲学がある。本書は、トヨタの世界の工場で実践されているトヨタ生産方式を基礎付けるトヨタウェイの14の原則を詳細に解説する。下巻は、原則の後半とトヨタウェイの導入法を解説する。

内容(「BOOK」データベースより)

ムダ取り、ジャストインタイムだけじゃないトヨタ生産システムの秘密。驚異の学習する組織がトヨタをグローバル企業に成長させた。

登録情報

  • 単行本: 293ページ
  • 出版社: 日経BP社 (2004/7/22)
  • ISBN-10: 4822244164
  • ISBN-13: 978-4822244163
  • 発売日: 2004/7/22
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 トヨタ式シックスシグマ, 2007/1/2
レビュー対象商品: ザ・トヨタウェイ(下) (単行本)
この書籍はトヨタ式のシックスシグマの実例として、詳細に記されている。

カイゼン、自働化、ポカヨケなどのトヨタ独自の問題解決法がユニークなネーミング

以上に現在のトヨタを支えていることが良くわかる。

他の会社も、トヨタに見習いシックスシグマ手法を取り入れている所も多くなってきたが

東芝のように自分独自の手法を取り入れて成功しているところもあれば、NECのように

いまだ、成果が表れていないところもあり、本書そのままの手法を取り入れて会社が

良くなるということはないだろう。

書籍としては、現在のトヨタがなぜ今の位置にいるかが良くわかる内容であった。
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13 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 トヨタ生産方式は日本の宝, 2004/10/31
レビュー対象商品: ザ・トヨタウェイ(下) (単行本)
下巻のレビューです。

下巻の後半では、「あなたの会社がトヨタのようになるためにどうしたらよいか?」を考察しています。本書をいくら読み込んでも、もちろん、自身の会社をトヨタ式に変革できる、というものではありませんが、「訳者あとがき」にあるように、「十分に示唆に富む」ものだと思います。

トヨタ式はトヨタグループの皆さんが築いてきた尊敬すべきなにものかであって、トヨタさんと無関係な日本人が自分たちのものとして誇りに思ってよいようなものではない。

とはいうものの、トヨタ生産方式が日本の宝であることは、知っていなくてはいけないと強く思う者です。
長年日本経済を支えてきた2本柱(素材産業の大きな顧客であったという意味からも)であった自動車とエレクトロニクスの今日の状況を見れば、1本柱になってしまうのではと危惧するほどです。
本書とともに、トヨタ自動車さんの工場見学や、産業技術記念館の見学も、お勧めします。

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5つ星のうち 4.0 日本企業のグローバリゼーションの優れた事例, 2011/1/2
レビュー対象商品: ザ・トヨタウェイ(下) (単行本)
 トヨタが一人勝ちに近い賞賛を受けていた6年ほど前に出版され、大変話題になった本である。その後社長が2代交代し、北米でのリコール問題を経た現在のトヨタの変化は当然ながらこの本からでは分からないが、改めてトヨタが凄い会社であることを知ることができる。
 あまたのトヨタ本がある中で、この本の意義は、同社のグローバリゼーションの考え方、方法論が、特に北米での現地化の様々な事例や証言を元に、アメリカの経営学者の眼を通して描かれていることにあると思う。価値観が日本と大きく異なる北米において、企業としてのフィロソフィーを変えることなく、見事現地化に成功した日本企業のグローバリゼーションの優れたケースを読むことができる。その成功要因は、下記の4点が大きかったように本書から読み取れた。
 ・比較的早い段階から北米での現地化を検討し始めたこと
 ・最初は、あえてGMとの合弁会社(NUMMI)という慎重な手段をとったこと
 ・日本のリーダーを派遣し、トヨタの文化、フィロソフィーを植えつけ、時間をかけて現地のリーダーを育て上げたこと。
 ・最も根本は、変に現地の価値観におもねらず、自社の思想、哲学への強い信念をもっていたこと。
 こうした、自社の哲学を核として強くもってグローバリゼーションを図ることの大切さは、近年のサムスンの成功などにも共通して言えることではないだろうか。

 本書を通してもう一つ感じたことは、トヨタ(および一部日本企業)はアメリカの経営手法がいろいろ喧伝されるより以前に、それを経験的に体現していることである。例えば、
 ・学習する組織の体現
 ・アメ・ムチではなくモチベーションへのフォーカス
 ・管理者ではなくリーダーであること
 ・主査制度≒マトリックス組織、プロジェクト組織
 ・根回しによる合意形成≒チェンジ・マネジメント(ステークホルダー分析とコミュニケーション計画の立案と実施)
 などなど。

 蛇足だが、ご本人自身も序文の中で言われているが、筆者はトヨタおよび日本びいきにも見える。日米の価値観の違いの例証として、一枚の魚の絵のどこにアメリカ人と日本人がそれぞれ注目するか(魚なのか、背景含めた全体なのか)という実験がある。最近読んだ「選択の科学」でも取り上げられ、この本でもその実験結果が取り上げられている。「選択の科学」の著者は、そのテーマとの関係もあって、どちらかと言えばアメリカ人の優位性を強調する材料として、この本では日本人の優秀さを強調する材料として取り上げている。当たり前ではあるが、同じ実験結果でもその人の視点、テーマによって180度その評価が異なっていることが面白かった。
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