待ちに待った、へヴン・アンド・ヘルと名乗る、ロニー時代のブラック・サバスの新作。
邪悪なジャケット、そして悪魔に支配され、奴隷と化した人間を描いた内ジャケットの世界を前面にサウンドに押し出したような、ダークでへヴィなリフが、スローテンポの曲に乗って不気味に展開する。とにかく邪悪。全面でへヴィな作品だ。その反面、「 Double the Pain」のようなキャッチーなサビを配した曲や、「 Rock and Roll Angel」の、終盤でアコースティックギターを使用した美しいパートもある。「Die Young」を思わせる「Eating The Cannibals」も収録。
それにしても、60歳はとっくに超えているロニー・ジェームス・ディオ(Vo)の歌唱力は驚異的である。誰にでも全盛期があり、そして衰えて行くものだが、この男だけは生涯が全盛期であり続けている!